みなさんこんには。節約アドバイザーの丸山晴美です。『丸山晴美の節約道場! 年100万円貯めるためのマネーテクニック』では、Q&A方式で、年間100万円を貯めるテクニックを紹介しています。今回は、ウインタースポーツに誘われていて、行きたいけれどもお金がないという方へのアドバイスです。


【Q】学生時代の友人からスノボに誘われました。でも、この年末年始でお金を使ってしまい、あまりお金がありません。給料日前だし、正直キツイのですが、久しぶりに友達にも会いたい、スノボも楽しみたいという気持ちもあり、行けるのなら行きたいです。何とか安く行く方法はありませんか?


【A】「お金がないなら行くな!」というのは答えとしては簡単で、乱暴ですが、気が進まないならまだしも、行きたいという気持ちがあるなら行っても良いのではないのでしょうか。

ただし、あまりお金がかからない方法で楽しみましょう。

そうなると基本は日帰りとなってしまいそうですが、お友達とのお出かけであれば、日帰りでも十分楽しめるのではないのでしょうか。

車で行くと安く済む場合もありますが、雪国での車の運転は危険を伴うことやチェーンの交換など手間がかかることがあるので、雪道になれている人が運転してくれるのであればお願いしても良いですが、そうではない場合は電車もしくはバスを利用するのが確実でしょう。

車が使える場合は高速、ガソリン代といったお金を、運転する人以外のメンバーで割り勘するのが良いのではないかと思います。精算時に「オレ金欠でさぁ…」などと"寒い"ことは絶対に言わないように気を付けましょう。

「リフト券」を安く購入する方法は?

あとは食事代とリフト券ですが、リフト券を安く購入する方法としてあげられるのが、前売り券を買う方法と、割引クーポンを印刷して窓口で購入する方法でしょう。

例えば、ローソンやファミリーマート、セブンイレブンなどコンビニに設置されている専用端末でJTBレジャーチケットで購入する方法があります。施設によっては1,000程度の割引になっているところもあります。詳しくはこちら

他には目的のスキー場のHPをチェックして印刷して使える割引クーポンが無いかチェックするのも良いでしょう。

Snownavi(スノーナビ)」では、早期リフト券や、印刷して使える割引クーポンを紹介していますので、上手に使ってみてはいかがでしょうか。

中にはリフト券だけではなく、食事券が付いたものもありますので、お友達と比較検討してみてはいかがでしょうか。

これであれば、ガソリン、食事、チケット代などを入れても1万円以下で済むでしょう。

バスツアーを利用すれば、もっと安く

しかし、もっと安くする方法があります。それはバスツアーを利用する方法です。

SHIKI旅CLUB」では、往復のバスとリフト券がセットになった日帰りスキーツアーが1,919円から利用できます。

それ以外にも3,000円~高くても7,000円程度でスキーを楽しむことができるのが魅力です。

夜出発と朝出発があり、滞在時間の目安もありますので、チェックしてみてはいかがでしょうか。人気のあるツアーですので、日程が決まったら早めの予約がおすすめです。

細かいことですが、コンビニに寄ったついでにお菓子やジュースと勢いで買わないようにしましょうね。できれば温かいお茶を水筒に入れて持って行くくらいのささやかな節約はしておいて損はありませんよ。

執筆者プロフィール : 丸山 晴美(まるやま はるみ)

外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザ―として独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している。