ファッションには「足元が大切だ!」と、一度は耳にしたことがありますよね? これからの季節、特にご注意ください。靴だけではありません。通常以上に、ソックス・パンツ丈がとても重要になってくるからです。

ファッションには「足元が大切だ!」と、一度は耳にしたことがありますよね? これからの季節、特にご注意ください。靴だけではありません。通常以上に、ソックス・パンツ丈がとても重要になってくるからです。

夏に起こりうる足元のワナに気を付けましょう。カジュアルスタイルに自信がない理系男子必見、スタイリスト森井が夏靴のNGを一刀両断!

■NG1.夏靴のワナ

通常の革靴(上)と履き口が広い夏靴(下)

暑くなる時期が年々早まっているように感じる今日この頃、カジュアルシーンにおける夏靴の種類も増えました。もしかすると、購入時期によって、気づかぬ間に夏靴を購入しているかもしれません。通年履ける靴と夏靴の違いを、ご存じでしょうか?

履いた時、立っている状態でソックスが見える履き口が広いタイプを、夏靴と定義しています。こういう靴は、イタリア人や石田純一さんのように靴下を見せず、素足履き風の着こなしが、アカ抜けます。

もちろん、実際にはベリーショートソックスと言われる靴下を履くので、足が蒸れる心配もありません。また、わざとソックスを見せるファッションもありますが、これは上級者向けの着こなしで、難易度が高いのです。

もし、あなたのカジュアル靴の履き口が広いならば、ソックスを変えてみましょう! 意図せず、ソックスが見えている状態は、残念な印象を与えてしまうからです。

■NG2.夏靴とパンツの相性

肌の色より明るい色のパンツを、くるぶしが見える程度の丈にロールアップ

靴と言えば、黒・茶色を連想すると思います。ブルー・白・赤・黄色などカラフルな靴は、当然躊躇してしまいますよね? しかし、夏らしさを手軽に演出するためたには、これらの靴がピッタリなのです。

とは言え、カラフルな靴を合わせる方法が分からないと思います。たった1つの留意点で、大丈夫ですので覚えてください! カラフルな靴は、肌色より明るいパンツと相性が良いです。もし、あなたが履いているパンツが暗い色ならば、裾をたくし上げて素肌を露出してみましょう。

たったこれだけのことで、カラフルな靴がバッチリ合いますから! この夏、今まで挑戦してこなかったカラフル靴で、夏らしさを演出してみてはいかがでしょうか?

■NG3.長いパンツ丈!

ビックリするかもしれません。適正なパンツ丈は時代によって変わります! そして、ここ数年、主流のパンツ丈は短めなのです。もし、あなたが90年代・00年代に青春時代を迎えたならば、くるぶしが見える程度のパンツ丈に違和感があることでしょう。

しかし、現在ではワンクッションと呼ばれる溜めができる長さはむしろ洗練されて見えないのです。これからの季節、ショートパンツなど短いパンツが主流です。長いパンツを穿く場合、立っている状態でくるぶしが見える程度にロールアップで調整してみましょう!

靴のみならず、ソックス・パンツ丈まで含めて足元だという意識が向くことで、夏を満喫してください!

<著者プロフィール>
森井良行
「ユニクロさえもカッコよく」をキャッチフレーズに、大人カジュアルとして、エレガントカジュアル(エレカジ)を提唱。渋谷・有楽町etc.ショップをまわり、その人だけに似合う服をコーディネートする買い物同行サービスの実績は、のべ3,000人を超え、97%の独身顧客が「女性にほめられた」という。公式サイト「エレカジ」ではコーディネート事例や「モテるファッションアイテム」を日々紹介中。
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