これからの台風が多くなる時期ですね。「麺を食べるために、大雨の中歩きたくないし、傘をさして列に並びたくない!」そんなことを思う方も多いはず。

そこで今回は、台風の日でも傘を差さずに美味しいつけ麺が食べられる「麺や百日紅」をご紹介します。たとえ並んだとしても、絶対に雨に濡れることはありません。そして、「麺や百日紅」の美味しいつけ麺は、とにかく完成度が高くて、何をとっても完璧なんです。

新宿三丁目駅C2出口から直結の「麺や百日紅」

新宿のつけ麺といえば、「風雲児」や「龍の家」などのお店を思い浮かべる方も多いはず。でも、今回ご紹介する「麺や百日紅」も忘れないでくださいね。

さて、副都心線や丸の内線に乗車して、新宿三丁目駅に着いたら、とにかく“C2”の出口を目指してください。新宿三丁目駅直結の複合ビル『京王フレンテ新宿3丁目』内にあり、地下には、飲食店が連なっています。新宿から歩く場合は、地下道を通っても新宿三丁目方面に行けるので、雨の日はぜひ地下道を使ってください。

新宿三丁目駅直結なので、日にも当たらず、雨にも濡れず、スムーズにお店に着くことができます。立地条件、最高すぎますね!

お店の前に到着すると、既に列ができていました。ちなみに訪問日は、土曜日の12時です。何脚か椅子も用意してあったので、これまた快適に列に並べます。

「麺や百日紅」は、ラーメンもありますが、特につけ麺が有名なお店。メニューがたくさんあり、悩みましたが、「特製つけ麺(煮干し)」の大盛を頼みました。並盛と大盛は同じ料金で、特盛は別料金となります。

“煮干し”と“魚介”にするかも悩みましたが、前日に魚介系のラーメンを食べたので“煮干し”に。それと、文字列の最初が“魚介”ではなく“煮干し”だったので、煮干し推しなのかと思い。写真の通り、色々なメニューがあるので、どれも気になりました。あ、朝ラーメンも500円でやっているみたいです。

チャーシューのインパクトと、麺のコシと、スープの煮干し感といい、何もかも完璧

さて、「麺や百日紅」の特製つけ麺は、何がどのくらい“特製”なのでしょう?楽しみに待っていると、来ました。やば!!やばすぎる!!何もかもがモリモリです!!

  • 「特製つけ麺(煮干し)」の大盛(1,250円)

チャーシュー3種類、卵、海苔、かいわれがトッピングされています。

まずは、麺からいきましょうか。麺リフトをしてみると、麺の重みをいつもより感じる気がします。そして麺はツルツルで、まさに百日紅の木みたいです。製麺所は三河屋製麺だそうで、さらにテンションが上がります。まだ食べていないけど、絶対美味しいと察しました。

さて、いよいよこのツルモチ太麺をスープに浸けます。そして啜ります!美味しい!!見た目から美味しかったのですが、食べてもやはり美味しかった!!外見だけでなく、内面もしっかりしたつけ麺です。煮干し本来の香りや旨味が活きる力強いスープと、風味豊かなツルモチ太麺の相性は抜群です。

煮干しもそれなりに強いのですが、豚骨魚介のスープが塩分、出汁ともに強めなので、それほどガッツリ煮干しという感じはしません。煮干し・昆布などの厳選素材を長時間じっくりと弱火で煮込み抽出した清湯スープに、鶏ガラや豚骨などの動物系スープを独自の配合でブレンドしているそうです。程よいトロミのスープが食べやすいですね。

このつけ麺は、ごぐ稀に出会う“ラーメンは好きだけど、つけ麺嫌いな人”にも食べてほしいと思いました。間違いなく、百日紅の「特製つけ麺(煮干し)」は万人受けする味だと思います。

お次は、チャーシューを食べましょう。チャーシューが3種類ものってますよ。しかもかなりボリュームがあります。まずは、炙ってある豚バラチャーシューから。

分厚くないですか?この炙りチャーシューが2枚も食べられるなんて幸せです。想像通り、炙ってあるので香ばしく、そしてとろけます。分厚いのでなかなか食べ応えがあります。

そして鶏チャーシューものってます。先ほどの豚バラの炙りチャーシューに比べて、もちろん淡泊な味わいなんですけど、これまた良い。しっとりしていて、繊細な味わいでした。

しっとりレア目な肩ロースのチャーシュー。これもスープにつけて食べると美味しい。3種類もチャーシューを食べられて、得した気分になりました(笑)

ちなみにスープの中にも、小さくカットされたチャーシューが入っていました。見えないところにも実は、チャーシューが隠れていたのです。

そして最後はスープ割。卓上にポットがあるので、セルフで入れます。各テーブルに、スープ割の説明も書いてありました。スープ割を飲まないのはもったいないので、「麺や百日紅」店主の説明張り紙内容を一応引用しておきます。たまにスープ割飲まずに帰る人いますので……

スープ割りとは?
椀に残った濃い目のつけ汁をあっさりとしたスープで割ってお飲み頂くものです。イメージとしては「日本そばのそば湯」感覚でよろしいかと思います。ご利用の際はテーブル上にポットがありますので、お好みでお使いくださいませ

実にやさしい味わいのスープ割でした。もともとスープの量は多めだったのですが、全部飲み干しました。

「麺や百日紅」は最初から最後まで何から何まで美味しい、とにかく完成度の高い美味しいつけ麺でした。卓上には味変アイテムもありましたが、何も使用していません。全く飽きさせないつけ麺でした。

どうやら「麺や百日紅」はオープンから10年は経っているみたいですね。もっとはやく、このつけ麺に知っておけばよかったと思いますが、今更すぎるので、これから末永く「麺や百日紅」に通いつめ、全メニュー制覇しようと思います。きっと、どのつけ麺もラーメンも完成度が高いことでしょう。