これまでひたすらに家飲み向きのアイデアレシピを考え、発表し続けてきた当連載「おつまみ革命」。実は、と言うまでもなく、アイデアのヒントを実際にお酒を飲んだお店からもらうことがよくあります。

そこで今回より、これまでのおつまみ革命に加えて新たに、実際に酒場で出会った、革命的なおつまみもご紹介していきたいと思います!

メニュー豊富な酒場にて

今回の舞台は、東京に数店舗を展開するチェーン酒場「春田屋」。名物は1本税込99円〜のやきとん、焼鳥などですが、おつまみにも逸品が多く、大好きなお店です。

  • 東京に数店舗を展開するチェーン酒場「春田屋」のやきとん、焼鳥など。おつまみにも逸品が多い

    「春田屋 大泉店」

また、営業時間は店舗によるものの、僕がいちばん行きやすい西武池袋線大泉学園駅近くの大泉店は、毎日お昼の12時からやっているのもありがたい。大きめの仕事がひと段落した平日の午後、カウンターのすみでひっそりと飲む昼ホッピーほどうまいものはありません。

  • 「金宮白ホッピー」(539円)

    「金宮白ホッピー」(539円)

春田屋には家飲みのヒントをもらえるような斬新なおつまみも多く、店舗ごとのオリジナルと思われる黒板に見逃せないメニューが登場するのもお楽しみのひとつ。

  • 気になるメニュー、多くないですか?

    気になるメニュー、多くないですか?

たとえばこちらは、ちょっと珍しい魚肉ソーセージの串カツ。

  • 「魚肉ソーセージフライ」(143円)

    「魚肉ソーセージフライ」(143円)

サクッと揚がった衣のなかには、ふわりと甘い魚肉ソーセージ。これがウスターソースの酸味とよく合うんですよね〜。

完全に初耳の「ぼんじりポテトフライ」(429円)は、どんなものかと頼んでみれば、まさに名前の通りのメニュー。

  • 「ぼんじりポテトフライ」

    「ぼんじりポテトフライ」

素揚げされ、塩コショウで味つけられた両者を一緒に口に運ぶと、ポテトに未体験のジューシーさと鶏の旨味が加わって、お酒がすすむことこの上なしです。

僕が特にお気に入りなのが「味噌ホルモンミックス」(308円)。串焼き用にカットされたものと思われるもつが数種類と、にんにくがごろごろ入り、それがこってり甘辛いみそ味で焼き上げられた皿メニュー。ひとり飲みだと、串焼きよりもあれこれ楽しめるこういうものがありがたかったりするんですよね。お値段の手頃さにも泣けます。

  • 「味噌ホルモンミックス」

    「味噌ホルモンミックス」

さて本題。先日、日替わりボードメニューに見つけ、どんなものかと気になって頼んでみたのが「家系ほうれん草」(495円)。

やってきたのはミニラーメンのような小どんぶり。どうやら、濃いめの家系ラーメン風スープにゆでたほうれん草を浸した一品のようです。ほうれん草のおひたしの亜種とも言えるのかな。当然麺は入っていないので、かなりヘルシー。家系ラーメンの定番トッピングである、海苔とうずら玉子が添えられているのも嬉しいですね。

  • 【写真】「家系ほうれん草」。たっぷりのほうれん草にインパクトの強い家系スープがじゅわっと染み込み、当たり前だけど絶品です

    「家系ほうれん草」

実際に食べてみると、たっぷりのほうれん草にインパクトの強い家系スープがじゅわっと染み込み、当たり前ですが絶品です。お酒を飲んでいるとラーメンが食べたくなる方も多いと思いますが、これをつまみに飲んでいればその欲もおさえられるかも!?

家飲み用ヒント

家系ラーメンは、生タイプやインスタントの他、スープの素単体で販売されているものもあります。買ってきてスープを作り、ゆでほうれん草の水気をよく切って浮かべれば似たものが作れるはず。

注意点としては、ほうれん草には独特のえぐみのもとであり、尿路結石の原因にもなる、シュウ酸という成分が多く含まれています。下ゆでをするとその多くを取り除けるので、生ほうれん草をいきなりスープに入れて煮込むのではなく、別ゆでしてスープと合わせるようにしましょう。