人気牛丼チェーン「すき家」の「ほろほろチキンカレー」をご存知でしょうか? 昨年末に発売されて以降、その本格的にスパイシーなカレーの美味しさと、どーんと1本のる骨つきチキンの迫力、そしてその、箸でつつくだけでほろほろと崩れる柔らかさで、話題を呼んだメニュー。
最近、その「ほろほろチキン」と、そこにガーリックと唐辛子を合わせた特製フレークをかけた「ファイヤーチキン」、濃厚な味わいのとろ~りチーズがたっぷりのった「チーズチキン」が、それぞれ単品でも注文やテイクアウトができることに気づき、おつまみにするのにハマっています。
単品でテイクアウトできる、すき家の「ほろほろチキン」がアレンジ無限食材だった
しかも! この「ほろほろチキン」、名前のとおり本当にほろっほろで、お箸でざくざくとつっつくと、簡単にフレーク状になってしまうんですよね。そのフレークが、アレンジ食材としてものすごい可能性を秘めていることに気がついてしまったんです!
このように崩すと、
簡単にフレーク状に。
オーソドックスなノーマル、ピリ辛&にんにく風味のファイヤー、濃厚なコクがたまらないチーズ、どれも特徴があり、いろんな料理とかけあわせてみるのが楽しすぎる。たとえばおすすめなのが、チーズチキンフレークをパンに挟む「チーズチキンドッグ」。騙されたと思って一度作ってみてほしいんですが、これ、満足感やばいっす……。
で、今回のレシピは、秋の気配も近づき、そろそろ持て余しはじめている人も多いんじゃないかという「そうめん」と「ファイヤーチキン」の組み合わせ! 個人的にもすでに何度もやってる間違いないメニューなんですが、今回はレシピとして紹介するにあたり、あらためて、もっとも相性のいいそうめんの下味なども試しつつ、ご紹介。
というわけで、まずはそうめんをゆでましょう。
我が家の定番は、太めでもちもち食感の「半田そうめん」。
これにですね、「ファイヤーチキン」はしっかりと味が濃いのですが、あくまでトッピング食材なので、ほんのりと下味をつけておきたい。さらに、チキンとよく絡むよう、油っけもちょっと足しておきたい。
そこで今回は、以下6種類の組み合わせを検証してみましょう。
油は、クセのない油(今回はこめ油)、オリーブオイル、ごま油の3種類。味つけは、塩とめんつゆの2種類。それぞれの組み合わせで、計6種類。
まずは素のまま味見してみると、どれも美味しいことに間違いないんですが、やっぱりごま油系は強いですよね。また、今までやったことのなかった「オリーブオイル×めんつゆ」が、フルーティーかつ多層的な味わいでうまい!
さらにそれぞれ「ファイヤーチキン」との相性をみてみると、予想どおり「ごま油×めんつゆ」は強く、もはや完全にお店の味。
ところが、最もマジックを感じたのが、先述の「オリーブオイル×めんつゆ」! その華やかな味わいが、ほんのりとカレー風味で、かつにんにくや唐辛子のパンチも強い「ファイヤーチキン」と絡み合い、想像を超えた相性の良さです! これだ!
【材料】2人前
・すき家の「ファイヤーチキン」:ひとつ
・そうめん:2束
※「ファイヤーチキン」はビッグサイズなので、ひとつで2~3人前、じゅうぶんに作れます。また、そうめん2束とありますが、半田そうめんならかなり量がたっぷりなので、2人前で1束でもじゅうぶんかと。そのあたりはお好みで。
【作りかた】
1.そうめんをゆでて水で締め、控えめな量のオリーブオイルとめんつゆをあえる。
2.フレーク状にした「ファイヤーチキン」を好きなだけのせる。お好みで、すき家でもらえる小袋の七味などをかけても。
完成! 「ファイヤーチキンそうめん」。
これがも〜、パンチのある味わいでビールのつまみにぴったり! この夏余ったそうめんで、ぜひお試しあれ。
もちろん、食べるときはよ〜く混ぜて。