過労自殺しかけた経験を描いた書籍『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「自己肯定感(14)」です。

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以前、「自己肯定感とは?」と考えたときに最初に出た結論が、「自分は幸せになる権利がある」と「無条件に」思えるかどうかだというものでした。

これが正しいのかはわからないのですが、重要なことなのは確かだと思います。 以前依存症の本を描いたときに、取材に協力してくださった方のお話をきいていると、「自分は幸せになってはいけない・幸せになる人間ではない」という意識を持っておられることもありました。当然ですが、そのような認識だと、幸せになるチャンスはどんどん逃してしまいます。

このような意識を持ってしまうのには、いろいろな理由があると思いますが、もし自分がそういうタイプだと思う場合は、意識的に「私は幸せであるべき人間だ」と強く考える癖をつけると良いと思います。

続きます。