過労自殺しかけた経験を描いた書籍『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「自己肯定感(10)」です。
自分の心の中に、どういう選択肢があり、どういう理由でその選択肢を選んだのか、というところまでわかったら、次は「なぜ他の選択肢を選べなかったのか」ということを考えていきます。
消極的な選択だった場合、「他の選択肢を選んだ方が、自分に不利益になるから」という消去法で選んでいることが多いと思います。
この漫画の例だと「連れに嫌われるから」という「不利益」を重視したということです。
この選択を変えたい場合、「その不利益は本当に起こるのか」というところまで、検証してみる必要があると思います。
続きます。