宮崎県宮崎市の「青島ういろう」

お土産の名前

宮崎県宮崎市の「青島ういろう」

基本情報

宮崎県宮崎市の「青島ういろう」は、同県の代表的観光地・青島の名物。原料はうるち米と砂糖。うすでひいた米の粉に砂糖湯を混ぜてよくこね、少しずつ砂糖湯を差して液状になるまで加える。これをセイロ(蒸し器)に入れて蒸して作られる。

1877年(明治10年)頃、同市で旅館を営んでいた鈴木サト氏が青島神社参拝の人々に売るようになったのが始まりといわれる。以前は白砂糖を使った白色と黒砂糖入りの茶色の2通りだったが、最近はイチゴやヨモギ、抹茶などを入れたピンクや緑色のういろうを売る店も出ているという。

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投稿者のコメント

「中身のういろうが珍しい薄板(経木)で包まれており、紙のよりひもでぶら下げるように結んであることなどはまるで大昔から変わりません。中身の味も素朴で懐かしいままです。若干昔より包み紙の色合いがカラフルになっていますし、以前は青島のモノクロ写真が印刷されていましたが、今ではしゃんしゃん馬、鵜戸神宮がイラストにされています」(宮崎県・63歳男性)