愛を探して生きてる人って案外自分の中を探しちゃってると思うんです。いや、もちろん間違いじゃあないと思うんですが……僕は人が愛を見つける時って大概愛されてる時や愛を探してる時じゃなくて誰かを愛してると強く自覚した時だと思うんです。

僕は病気の家族を看病してる時に初めて愛を見つけました。不幸の中に幸せを見つけました。嬉しさよりも悲しみの方が何っ倍も大きかったですが……。

"「愛ってドコにあるんだろう……」ってずっと探して生きてきたけれど、どうしても見つけられなかった。自分の中ばかり探してたから……でもね、あなたに出会えてわかったんだ。愛ってきっと人と人の間に生まれるものだって。わたしとあなたの間に産まれるものだって。"

<著者プロフィール>
326(ナカムラミツル)
1997年のデビュー以来、イラスト、詩、作詞、作曲、絵本、ゲームのビジュアルプロデュースなど、幅広いフィールドで創作活動を展開しているポップアーティスト。『やさしいあくま』(幻冬舎)、『いつもみてるよ。がんばってるの、しってるよ。』(Think D出版)、『キミが、たいせつ。』(PHP研究所)、『326の恋に殺されそう…。』(宝島社)、『明日にはまだ失敗がない それだけで生きる価値がある。』(ミライカナイブックス)など著書多数。近著は、作品集『326Ⅲ』と絵本『みにくいこねこ』(ともにキノブックス)。LINEスタンプも発売中。

Twitter: @nakamura326
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