こんにちは。お弁当講師の刑部菜穂子です。毎日のお弁当作り、たまのお弁当作り、お疲れ様です。
11月ですね。私の場合になってしまうのですが……、10月はハロウィン、12月はクリスマス、1月は正月、2月は節分、3月は雛祭り…と、イベントのある月は、キャラ弁のイメージがしやすく、作るのに困らないのですが、イベントがない時は「何にしよう…」と、お弁当持参だと知った日から悩みがちです。皆さんは、どうですか?
イベントがない時プラス、私にはもう一つ課題があって……、我が家の子ども構成は、娘一人と息子二人です。キャラ弁のリクエストがあっても、朝の忙しい時間に作り分けは難しく、なるべくそれぞれのリクエストに応えつつも、3人同じお弁当にしています。
ただ、3人同じお弁当を作る時に気を付けなければならないのが、女の子寄りになりすぎると、息子たちが嫌がり逆に男の子寄りになりすぎると娘が嫌がることもしばしば。
そんな時は、男の子ウケも女の子ウケもバッチリな「くま」のキャラ弁で解決です。何にしようか迷った時はぜひ作ってみてください!
それでは、「くま」キャラ弁の作り方をご紹介します。
■『くま』キャラ弁は丸パーツの組み合わせで
イラストや漫画などくまは、耳も鼻も丸いイメージで描かれることが多くあります。
それらをイメージすると、丸い食材の組み合わせで、簡単に「くま」のキャラクターを作ることができます。
簡単「くま」おにぎり
おにぎりを丸く握り、ソーセージの丸い部分を活用すると簡単くまおにぎりに。
冷凍食品のハンバーグとソーセージの輪切り、グリンピースで、ワンポイントくまハンバーグに。
大きなハンバーグでも、耳と目口を付けたらかわいい主役おかずに。ほっぺにゴマを付けてもよいでしょう。
温かいうちにチーズをのせるととろけてしまうので、前もってパーツを作り、食べる直前にのせると仕上がりがキレイにいくと思います。
市販の丸いミートボールでも可愛いくまを作ることができます。
ソーセージだけで
ミニフランクに切り込みを入れて、ミニソーセージの輪切りをはさめば……
ソーセージくまに。チーズを丸くくりぬいて口にしたり、ゴマで目をつけるとさらにかわいくなります。丸い食材の組み合わせ次第で、くまちゃんキャラクターがメインにもおかずにもなるので試してみてください。
■輪郭がなくてもパーツが丸ならくまちゃんに
「くま」の輪郭がはっきりしなくてもキャラ弁を作ることができます。
くま海苔弁
海苔弁で作ってみましょう。お好みでご飯とご飯の間に、ふりかけをはさんでください。
海苔をのせる前に、ラップで表面を軽く押して平らにします。このひと手間で仕上がりがキレイに見えますよ。
海苔は噛み切りやすいように、ちぎってのせています。
海苔弁ができたら「くま」のキャラクターを作っていきます。目鼻耳のパーツを海苔の上にのせていきます。ホカホカご飯の上にチーズをのせると、とろけてしまうので、冷めてから具材をのせましょう。
少し厚めの輪切りにしたミニソーセージは、焼きパスタ(パスタを軽く炒ったもの)で固定すると時間が経っても崩れにくいですよ。
特徴である、ふっくら丸い輪郭がなくても、パーツが丸いと自然とくまに見えると思います。
コーンを使ったくまおにぎり
海苔弁以外にも、おにぎり自体が丸くなくても、丸いパーツをのせれば「くま」さんに。
耳にはコーン、ほっぺはハム、目と口はチーズと海苔を使っています。
続いては、忙しいときでも手抜きに見えないアレンジレシピを紹介します。100均のアイテムを活用すれば、時短で作れるのでおすすめです。