問題をおさらい!
正解はこちら!
【答え】その他の危険
正解は「その他の危険」です。
その他の危険……といわれても、この答えだけでは意味がわからないかもしれません。
道路標識の具体的な設置基準は国土交通省が定めています。それによると、警戒標識で表示できない危険がある場合に「その他の危険」標識を設置するとしています。
その他の危険標識が設置されている場所としては、例えば、大雨で冠水する可能性が高いアンダーパスや、ガードレールがなく滑落の危険がある狭い山道などがあります。
そのうち、東京都葛飾区立石4丁目にある「その他の危険」標識を調べてみました。
場所は京成立石駅からすぐの亀有新道「立石さくら通り」の交差点。この場所は一方通行で、信号はあるものの、駅からも近く歩行者や自転車の飛び出しが多い交差点です。歩行者の横断が多く、クルマとの接触の可能性が高いことから「その他の危険」標識が設置されているそうです。警戒標識には「歩行者横断多し」という補助標識も付いています。
道幅が狭く見通しも悪い。いつ、どんな危険が起きるかわからないような場所には、こうした標識が立てられるケースがあるようです。
すべてを数えたわけではありませんが、一説には全国に数えるほどしかないといわれている「その他の危険」標識。レアな標識を探してみるのも面白いかもしれません。
以上、室井大和さんの解説でした。それでは、次回をお楽しみに!