婚活がうまくいかない男女には特徴があります。私・伊藤早紀は、オンライン婚活サービス「ヒトオシ」やマッチングアプリメディアを運営する中で、婚活が難航する男女1,000名以上の“生の声”を聞いてきました。その結果、婚活に苦戦する男女にはそれぞれ特徴があることが分かったのです。そこで「婚活ダメ男女図鑑」と題し、彼らの特徴、そして婚活に向けてのアドバイスを連載していきます。

今回は、見た目を気にする女性はこちらからお断り!「ありのままの俺を見ろ」男子です。

  • 「ありのままの俺を見ろ」男子

特徴解説

「見た目やエスコートより中身重視」と力強く話す「ありのままの俺を見ろ男子」。もちろん性格や相性の良さも結婚生活を営む上では、見た目よりも重要な項目であることは分かります。

しかし、彼らは分かっていません。「中身を見てもらうには、見た目が重要なのだ」と。だから、「床屋ではなく美容院に行った方がいい」と伝えれば「結婚してからも見た目のことを言われると思うと気が重い。そんな女性は嫌だ」と言いますし、「お相手の女性はお店の予約をしてくれないことが気になったそうですよ」と言えば「そんな細かいところで嫌がる女性はこちらから願い下げ。むしろ合わなかったことが分かって良かったです」と開き直ります。

彼らは「飾らない、生まれたてほやほやの自分を見て欲しい」という気持ちが強すぎるが故に、おしゃれもしなければ上辺だけの会話も苦手で、常に直球の質問をしてしまいます。「なんでこのアプリやってるんですか?」「僕は浮気をしない女性を探してるんです」など初対面からオブラートに包まず本音を伝えて女性を引かせてしまうことも。

解決策

「たとえ超新鮮で美味しくても、泥だらけの野菜は誰も食べない」のと同じことで、中身がいかに素敵で誠実かを知ってもらうには、まずは見た目でOKラインをクリアすることが必須となります。

見た目に気を遣えないと「だらしない」と思われてしまうこともあります。身だしなみは相手を不快にさせないことだし、エスコートは女性を気遣う心からうまれたマナーです。つまり、中身の誠実さを分かりやすく表現するのが見た目だったりエスコートだったりするわけで、決して別物の小手先テクニックではありません。

せっかくチャラチャラ浮気したりする男性と違う! と思っているのなら、まずは見た目から気を遣って「真の魅力的な男性」になると、婚活の成功にぐっと近づきますよ。