神戸を代表する観光地の一つ、六甲山。そこで新しいリゾート施設「六甲山サイレンスリゾート」が誕生、さらなる開発が進んでいる。

  • リゾート施設「六甲山サイレンスリゾート」。2007年に国の近代化産業遺産にも認定されたが、耐震の問題などで2017年12月に惜しまれつつクローズした六甲山ホテル跡地

場所は、宝塚ホテルの分館として1929年に開業した六甲山ホテル跡地。修復を手がけたのは、イタリアのデザイン界を代表する巨匠ミケーレ・デ・ルッキ氏。ミケーレ氏はイタリア郵便局やドイツ銀行ビルなどの建物のほかに、エルメスの家具や照明をはじめ、多くのプロダクトやインテリアのコレクションをデザイン・設計している建築家兼デザイナーだ。

  • 旧館は約2年かけて修復工事が行われ、開業当時の姿がよみがえった

  • ロビー。建築に惚れ込んだという巨匠ミケーレ・デ・ルッキ氏が修復を手がけた

  • 近代化産業遺産の趣がそのまま残されている

  • もとの建築を活かした大階段

旧館はスイーツと軽食を中心としたカフェテリアのほか、アーカイブ・ギャラリーなどの展示スペース、ミーティングルーム、プレイルーム、ギフトショップなどからなる複合施設。個室はワンちゃん連れでの利用もできるそう(有料)。

  • 自然光が降り注ぐカフェテリア

  • おしゃれな子ども向けのプレイルーム

  • ギャラリーではアート作品の展示が行われることも

  • 「エシカル」をテーマにしたセレクトショップ

  • 六甲山サイレンスリゾートの養蜂場で採集した非加熱の生はちみつ

  • 兵庫県産の素材を調和させたオリジナルのクラフトジン

数年後には円形の宿泊棟「サイレンス・リング」ホテルが完成予定。森の中に沈み込み共存するデザイン。あわせてチャペルなども建設されるという。

  • 六甲山サイレンスリゾート広報の山田美知世さん。指差すのは完成予定の宿泊棟「サイレンス・リング」

  • ギャラリーでは今後の開発についての模型や旧六甲山ホテルの写真や資料を閲覧することができる

併設された「空のダイニング」は、大阪・神戸・淡路島までを一望できる、野外デッキを持つレストラン。絶景を眺めながら、旬の野菜や瀬戸内海の海の幸、神戸ならではの「但馬牛」を使ったバーベキューのほか、旬の食材が味わえるカジュアルなランチコース、アラカルトメニューなどが楽しめる。

  • 絶景を望む「空のダイニング」

  • テラス席からの眺望は圧巻! 大阪や淡路島まで見渡せる。ワンちゃんと一緒に食事を楽しむことも可能(有料)

  • 神戸の名産であるイチジクや「但馬牛」などを使用した絶品ディナー

  • 「但馬牛フィレのロースト 六甲シャンピニオンの赤ワインソース 神戸市西区の有機野菜スティックと共に」

  • 「イチジクのティラミス仕立て 和梨のジェラート添え」

  • 地元の六甲ビール醸造所「BAYALE(ベイエール)」

  • ノーベル賞公式行事で振る舞われたことでも知られる日本酒「福寿」(蔵元: 神戸酒心館)。サステナブルな酒造りに取り組む

山の上のアートな展望台から見る幻想的な光景

同じく六甲山の上にある、一本の大きな樹のような総檜葺きの展望台「自然体感展望台 六甲枝垂れ」も人気のスポット。

  • 眺望スポット「六甲ガーデンテラス」にある総檜葺きの展望台「自然体感展望台 六甲枝垂れ」。現在、一部の作品を残して「シダレミュージアム ~見て・聴いて・触って! アートを体感!~」を延長開催中(2023年2月末まで/入場料金: 大人・小人一律500円(4歳以上有料))

フレームや壁、床に奈良県・吉野の森で厳選されたヒノキを使用。人気のライティングイベント「六甲山光のアートLightscape in Rokko」では、1,000万色以上の色彩表現ができるLED照明を使ってフレームを内側から照らしている。日本三大夜景といわれる神戸・1,000万ドルの夜景とともに、幻想的な光景が楽しめる。

  • シダレミュージアム限定カラー「ミドリノアカリ」

  • 展望台を内部から見たところ