深夜ドラマで人気を博した『桜蘭高校ホスト部』が、映画になって3月17日(土)より公開される。本作の特長は超個性的とも言えるイケメンやぶっ飛びキャラがたくさん登場すること。しかし映画版の『桜蘭高校ホスト部』はただの娯楽映画ではなく、実は驚くほど重厚なテーマが存在している。

 まずは簡単に深夜ドラマのあらすじを紹介しよう。舞台は日本有数のセレブ子女が通う桜蘭学院高校の「ホスト部」。この部では6人の美男子が同校女子をおもてなしする活動を行っている。庶民派のハルヒは成績優秀のため特待生として同校へ入学。そしてある事件をきっかけに、女性ではなく男性として、ホストデビューをすることに。

 映画版はドラマ版から半年後の設定。ホスト部メンバーとも馴染んでいたハルヒだったが、部長の環を思うと胸が苦しくなっていた。一方学園では文化祭、「桜蘭祭」の季節となり、皆が浮足立っていた。そんななかある策略を仕掛けるためにミシェルという生徒が留学生として編入してきて……。

 学園祭という華やかなイベントを舞台に個性的なキャラが陰謀と立ち向かいながら大騒ぎしているが、「家族の再生と絆(きずな)の深め方」という真摯な問題も見え隠れしている。というのもホスト部の部長の環は、母の面影を追い続け自分の存在意義を自問している。そして副部長の鏡夜は親の絶対的権力下でも能力を発揮しようともがいている。さらに謎を秘めたキャラクターのミシェルも実は兄のために画策している。

 それぞれが抱える想いが映画の中でどのように昇華されていくのか、最後までスクリーンで見守りたい。
 ということでシリアスな面を紹介したが、もちろんドラマ版同様のワクワクするようなノリは健在。気になるハルヒと環の関係についても、ハルヒは環への苦しい気持ちが「恋」であることにようやく気がつく。しかし環は自分のハルヒへの気持ちをいまだ「家族愛」だと思っている。そんな微妙な関係の二人の行く末を予言したかのような独占画像を入手し、壁紙を作成、提供している。こちらもぜひお楽しみいただきたい(ダウンロードは下記関連リンクより可能)。

文●筧みゆき、マイナビニュース編集部

画像は『桜蘭高校ホスト部』
[(C)2012 葉鳥ビスコ・白泉社/映画『桜蘭高校ホスト部』製作委員会]
2012年3月17日(土)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
映画公式サイト/www.tbs.co.jp/ouran_movie/




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