健康を維持する秘伝のレシピを伝授します

どこにでもある"ヘルシー"なレシピではなく、からだの改善、不調などの症状に対応する"栄養科学的"な旬の食材にこだわった簡単に作れるレシピ集。土日祝日、休刊日を除いて毎日更新!

ビタミンCを破壊する酵素を含む - にんじん

にんじんは気温が20度弱で生育する、ほぼ一年中手に入る野菜だ。根を食べる野菜には珍しく、緑黄色野菜の仲間である。オレンジ色は、カロテンという色素のためで、カロテンは体内に摂取されるとビタミンAに変化する。また、にんじんにはアスコルビナーゼというビタミンCを破壊する酵素も含まれているが、この酵素は熱や酸に弱いため、加熱するか、生ならレモン汁などを加えていただくとよい。

根を食べる野菜には珍しく緑黄色野菜の仲間

新にんじんとレーズンの酢づけ

にんじんに含まれるβ-カロテンで腸内粘膜を丈夫に! さわやかな酸味とやさしいレーズンの甘みでよく噛んで、たっぷりいただきたい。

【病態】胃腸をじょうぶに
【栄養素】にんじん:β-カロテン、食物繊維、レーズン:カリウム
【栄養価(1人分)】エネルギー:116kcal、レチノール:852μgRE、食物繊維:3.8g
【ジャンル】副菜

材料(2人分)

食材
1 にんじん(大) 1本
2 レーズン 30g
3 小さじ1
4 50cc
5 エキストラバージンオリーブオイル 小さじ1

作り方

(1) にんじんは皮をむき細切りにし、ボウルに入れ塩をふり、全体になじませ15分ほどおき、しんなりさせる

(2) (1)にレーズン、酢、オリーブオイルを入れ、全体を混ぜ合わせ、バッドなどに移し、半日から1日、漬け込んでできあがり

(注) このレシピは、病気の治療を目的とするものではありません。個々の症状については、早めに医師に相談しましょう。当方では一切の責任を負いかねます。