後続のドライバーに向けてのメッセージ
ドライバーが安全に走行できるように、日夜パトロールを行う交通管理隊。隊員が事故や落下物などの処理作業を行う際、後続のドライバーに向けて旗を振って合図(夜間は誘導棒)を出します。それぞれどのような意味があるのかご存知ですか?
路上で隊員が作業しているのを見かけたら、「そこで何かが起きている」ということです。周囲の状況に注意して運転するように心がけましょう。
右に寄れ
左から右に大きく旗を振ります。右側車線への進路変更をお願いする意味です。
左に寄れ
右から左に大きく旗を振ります。左側車線への進路変更をお願いする意味です。
速度を落とせ
旗を両手で持って頭の上から繰り返し振り下ろします。前方で異常事態が発生していることを知らせます。
止まれ
頭上で旗を数回交差させた後、旗を水平に静止します。前方で異常事態が発生して通行できないことを知らせていて、車両の停止をお願いする意味です。
時間帯や気象状況によって旗の色を変える
旗の大きさは、後続車に危険を認知してもらうため「90×90cm」と、とても大きなものです。旗の基本の色はレッドやオレンジですが、朝夕方の時間帯には、太陽光と区別しやすいようにイエローを採用しています。ちなみに、雨の強い日は旗の代わりに、指導棒(赤色の棒状のライト)を使用するケースもあります。