お盆には、先祖の霊が帰ってくるといわれている。多くの魂がこの世に戻ってくる時期だからこそ、はじめての心霊体験をしたという人も多いそうだ。
そこで今回は、マイナビニュースのアンケート会員に「初めての霊体験」を募集。すると数多くの体験談が寄せられた。本特集では、ユーザーが実際に体験した不思議なエピソードを紹介していく。
葬儀後の怪異 男性 / 52歳
これは父親の葬儀後に体験した出来事です。
寿命を迎えた父の葬儀は、地元で執り行われました。
葬儀では私が喪主を務め、式や片付けなどすべてが終わったのは翌日の夜11時ごろだったと思います。
そしてその後、私は実家のリビングでひとり、香典返しの商品の選別をしていました。
――― すると突然、父親の寝室の火災報知器が鳴り響きました。
「火事です!! 火事です!!」
鳴り出した寝室の火災報知器につづいて数秒後、離れにある仏間でもアラートが鳴り出したのです。
火の気など一切なかった空間で突然鳴りだす違和感、そしてその場の雰囲気から、当然のように父親が帰ってきたと確信しました。
全く火を使っていないのにもかかわらず同現象は約2年続き、その後ぱたっと終わってしまいました。
私は父が亡くなるときにはすでに地元を離れ、東京で暮らしていました。しかし、父親に会いたいがために帰京をやめ、火災報知器が鳴るのをずっと待っていたのも過去の思い出です。
特定の場所に訪れると不思議なことが起きるという体験談は、意外にも多く寄せられていた。
実家の一室で起こる不可解な現象は、亡くなった父親からのメッセージだったのだろうか……。
調査時期: 2021年7月17日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 518人
調査方法: インターネットログイン式アンケート