「最近、肌が荒れやすい」「元気がでない」「イライラする」「太りやすく、なかなか痩せない」など、そんな悩みの原因は“胃と腸”が疲れているからかもしれません。また、胃と腸はメンタルとも密接に関わりがあり、痛みや不快症状が出やすい内臓もあるそう。
「眠れなくなるほど面白い 図解 胃と腸の話」(日本文芸社)は、食事など、体に入るものの入口である胃、消化吸収の要である腸、その本来の力を取り戻すための効果絶大な方法をまとめた1冊。今回は、胃と腸の働きといった基礎知識や不調の改善方法など、一部を抜粋してご紹介します。
■耐えられないお腹のゆるさ“過敏性腸症候群”の人が激増中
ストレスが招く原因不明の病気!?
ストレスが原因となる胃腸の疾患のひとつに「過敏性腸症候群」があります。その患者数は増加傾向にあり、日本における有病率は10~20%、消化器症状の外来受診者の約3割を占める、という報告もあるほどです。
症状としては腹痛や腹部の膨ぼうまんかん満感(張り)を伴いながら、便秘や下痢を慢性的に繰り返します。とくに消化器官に異常がないのに不調が続く、いわば原因不明とされやすい点が特徴です。腸管の運動が亢こうしん進(過剰)となり、刺激への反応が過敏 になることで引き起こされると考えられています。
ストレスが自律神経の乱れを呼ぶことが引き金となりますが、ここでいうストレスは精神的なものばかりではありません。過労や睡眠不足のほか、暴飲暴食や偏食、アルコールの過剰摂取、不規則な食習慣も体にとって大きな負荷となります。
過敏性腸症候群は症状の傾向によっていくつかのタイプに分けられ、男性に多い「下痢タイプ」は、激しい下痢をもよおします。女性に多いのはコロコロとした便が出る「便秘タイプ」、下痢と便秘を繰り返す「混合タイプ」もあります。
対策としては生活習慣の改善が最優先です。規則正しい生活と十分な睡眠、適度な運動を心がけましょう。ストレスを除くことよりも、ストレスに負けない体づくりが大切です。健やかな体は、少しくらいのストレスなどはねのけてしまいます。
■過敏性腸症候群の原因のほとんどはストレス
<心のストレス>
対人関係/環境の変化/不安、トラブル
<体のストレス>
過労/睡眠不足/体調不良
<食生活によるストレス>
暴飲暴食、アルコールの過剰摂取/偏食が多い/食事の時間が不規則/刺激物の食べすぎ/コーヒー、紅茶の飲みすぎ
■種類と症状
【1】下痢タイプ
男性に多く見られる症状。急な腹痛と下痢を繰り返す特徴があります。カフェイン、アルコール、脂質の多い食事などに気をつけましょう。
【2】便秘タイプ
女性に多くみられる症状。硬くて小さい便が少量しか出ないなどの特徴があります。ホルモンバランスの乱れ、運動不足、水分不足などに気をつけましょう。
【3】混合タイプ
男女問わず見られる症状。便秘が続いた後に下痢になるなどの特徴があります。腸内細菌を整えるような食事がおすすめです。
<【1】セルフケア>
黄色で水のような便は、冷たいも物をとりすぎ
腹巻などでお腹を温めて、脂質を避け、夜遅くに食べるのを控えましょう。できるだけ温かい飲み物を飲むように心がけましょう。
<【2】セルフケア>
コロコロ便は水分不足
ストレスがかかると体に力が入りすぎて便がスムーズに出なくなってしまいます。体をあたためて緩めることが大切なので、白湯×天然塩や岩塩(ミネラル豊富)がおすすめ。
『眠れなくなるほど面白い 図解 胃と腸の話』(福原真一郎 著/日本文芸社)
食事など、体に入るものの入口である胃、消化吸収の要である腸、その本来の力を取り戻すための効果絶大な方法だけを大公開! ストレスで胃と腸の調子がよくない、なんとなく不調が続いているといった悩みを抱えている方におすすめの一冊。
→眠れなくなるほど面白い 図解 胃と腸の話


