仕事に疲れたときは、「ドバイ」と画像検索することにしている。

  • ドバイ(イメージ)

未来都市感あふれる造形の建造物、まぶしいほどに光り輝く夜のビル群、雄大な砂漠をゆったりと歩くラクダ、都会的でありながらうっとりするほど美しいビーチ……

続いていく日常から気分だけでもはるか遠くにトリップすることができる、おすすめのリフレッシュ方法だ。

長年そんなふうに恋い焦がれてきた中東の大都市、ドバイ。行ってみたいが会社員としてはそれほど長期の休暇はとれない。行けるとしたら老後か。でも老後っていつから? と暗い気持ちになっていたところで、なんと週末+有給でドバイに行けることがわかってしまった。

エミレーツ航空で移動もリラックスタイムに

  • エミレーツ航空でドバイへ(写真は現地に着いた朝に撮ったもの)

深夜0時30分のエミレーツ航空EK313でドバイへ飛んだ。到着はドバイの現地時刻で7時20分(日本との時差は5時間)。機内で夜を過ごし寝て起きたら着いてしまうというわけだ。

ちなみにエミレーツ航空の羽田-ドバイは、この往路(羽田0時30分-ドバイ7時20分)と復路EK312(ドバイ8時35分-羽田22時45分)で毎日運航している。エコノミークラス片道で7万6,700円~(出発期間2018年10月1日~2019年3月31日/諸税、手数料、燃油サーチャージは含まれない)。

フライト時間はおよそ12時間。充実の機内エンターテインメントプログラムで映画や音楽を楽しむもよし、機内Wi-Fi(20MBまで無料、データ量150MBまで9.99米ドル、500MBまで15.99米ドル)で残りの仕事を片付けるもよし。2回の機内食をとりながら、寝たり起きたりとリラックスした時間を過ごすことができた。快適に過ごすためにアイマスクや歯ブラシなどの入ったアメニティキットも用意されている。

  • 夜が更けてくると天井に星空が……

  • 歯ブラシ、歯磨き粉、アイマスク、ソックス、耳栓など、エコノミークラスのアメニティキットは全6色のかわいいポーチ入り。ドバイで開催される2020年万国博覧会を記念したデザインとなっている。

金曜日の夜に仕事を終えてドバイへ、土曜日に観光、日曜日に帰ってくる。この便を活用すれば、そんな超弾丸旅も可能だ。でもできれば有給をとって何日か滞在するプランをおすすめしたい。なぜならドバイには行くところややることがありすぎるから。

次回からは、ドバイ政府観光・商務局(ドバイ観光のプロ中のプロ)に現地で案内していただいた、おすすめスポットを紹介していく。

世界有数の大都市「ドバイ」

ドバイは、アラブ首長国連邦(U.A.E)を構成するドバイ首長国の都市。アラビア湾の沿岸に位置し、古くから海のシルクロードの交易港として栄えた。1950年に当時の首長シェイク・ラシッドによって石油開発が行われ、1966年に石油を発見。その後も商業や観光業に力を入れ、近年めざましい発展を続けている。人口の約8割が外国人という国際色豊かな街。2020年には万国博覧会の開催が決定している。

取材協力: ドバイ政府観光・商務局

※記事中は1AED(ディルハム)=30.89円で換算(12月12日レート)