いよいよ平成の時代も終わろうとしている。しかし今なお、耳にすれば昭和の風が吹きすさぶ『言葉』があることをご存じだろうか? もしや、日常的に連呼して昭和の嵐を巻き起こしてしまってはいないだろうか? もう一度言う。いよいよ平成の時代も終わろうとしている。そんな今だからこそ、「聞くと『あーこの人、昭和だな』って思う言葉」についてアンケートを実施してみた。
「あーこの人、昭和だな」って思う言葉
今回のアンケート結果一覧
Q1. 「チャンネル『回して』くれ」
Q2. 「おい、『社会の窓』が開いてるぞ」
Q3. 「今日、パーマ『あて』に行くんだよね」
Q4. 「夏休みに『ガム(グアム)』行ってきた」
Q5. 「あの映画の『ビデオ』借りてきてよ」
昭和らしさ1位→チャンネル『回して』
ダイヤル式のテレビを観ていた世代の人たちは、チャンネルを変える際にダイヤルを回していたことから、テレビがリモコン式になった今なお、『回す』という昭和ワードを使ってしまうのだ。
若者たちからは、「なにを回すの?」「チャンネルって回るの?」といった疑問の声が続出。でも、「両親が当たり前のように『回す』と言っていたから、私も『回す』って言う』(23歳)といった声も。
聞くと、つい昔懐かしいテレビの歴史に想いを馳せてしまう『チャンネルを回す』が昭和らしさ1位に輝いた。
昭和らしさ2位→『社会の窓』が開いている
かつて、昭和20年代に放送されていたラジオ番組名が名前の由来。その番組が、社会のさまざまな裏側を探るというテーマだったため、ふだん、目にすることのないズボンのファスナーの中が『社会の窓』と呼ばれるようになったそう。
若者の中には「初めて聞いた」という人も! そういえば、最近はおじ様やおば様以外から聞いたことはない……。ただ、今思うと「チャック開いてるよ」というより、「社会の窓が開いてるよ」の方が粋な気もする。
昭和らしさ3位→『ビデオ』借りてきて
「『擦り切れる』まで、何回も見た」「ちょっと『巻き戻して』くれる?」「『レンタルビデオ屋さん』に行く」といった言葉も、今ではすっかり死語だという。どれもビデオテープに由来する言葉だ。
デッキの調子が悪くて中でテープがグルグル巻きに絡まったり、お気に入りのテープを勝手に上書きされてしまったり……思い出は多い。そりゃ、DVDやブルーレイディスクに比べれば、性能は天と地ほどの差。でも、デキが悪いヤツだったからこそ、思い出が深いのも確かだ。(ポワレ)
調査時期: 2018年6月3日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性250名、女性250名、合計500名
調査方法: インターネットログイン式アンケート