JR東日本は3月13日に実施するダイヤ改正で、朝通勤時間帯における山手線(外回り・内回り)の運転本数を見直す。山手線では終電時刻の繰上げとともに、終電付近の時間帯に運転されていた内回りの品川行も取りやめとなる。

  • 山手線はダイヤ改正で朝通勤時間帯の運転本数が見直しに

山手線では早朝・深夜を除き、外回り・内回りともにおおむね2~6分間隔で列車を運転。平日朝の最も混雑する時間帯には、1時間あたり20本前後の列車が運転される。JR東日本は現在、同社サイト内でダイヤ改正前(3月12日まで)・ダイヤ改正後(3月13日以降)の時刻表を公開しており、山手線の運転本数も比較できる。

東京駅における山手線外回り(品川・渋谷方面)の本数は、3月12日まで7時台16本、8時台21本(うち2本は池袋行)、9時台19本(うち5本は大崎行)に対し、3月13日以降は7時台16本、8時台20本(うち2本は池袋行)、9時台18本(うち4本は大崎行)。8・9時台に1本ずつ減便されている。山手線内回り(上野・池袋方面)の本数は、3月12日まで7時台21本、8時台22本(うち2本は大崎行)、9時台21本(うち6本は大崎行、1本は池袋行)に対し、3月13日以降は7時台20本、8時台21本(うち1本は大崎行)、9時台21本(うち6本は大崎行、1本は池袋行)。7・8時台に1本ずつ減便されている。

新宿駅においても、山手線外回り(池袋・上野方面)の本数は3月12日まで7時台20本、8時台21本(うち3本は大崎行)、9時台18本(うち3本は大崎行、2本は池袋行)に対し、3月13日以降は7時台20本、8時台19本(うち2本は大崎行)、9時台18本(うち3本は大崎行、2本は池袋行)となり、8時台に2本減便。山手線内回り(渋谷・品川方面)の本数は3月12日まで7時台21本、8時台22本、9時台22本(うち5本は大崎行、1本は池袋行)に対し、3月13日以降は7時台21本、8時台21本、9時台21本(うち4本は大崎行、1本は池袋行)となり、8・9時台に1本ずつ減便されている。

山手線では、その他の時間帯も一部列車で時刻・行先など変更。終電も繰上げとなるほか、終電付近の時間帯に2本設定されていた内回りの品川行(東京駅23時46分発・新宿駅0時20分発・品川駅0時40分着、東京駅23時58分発・新宿駅0時32分発・品川駅0時52分着)が取りやめに。ダイヤ改正後、新宿駅を0時14分以降に発車する内回りの列車(平日5本・土休日4本)はすべて大崎行となる。