いつも一方的にオススメ缶詰を持ってくる缶詰博士。毎回ちゃんとおいしくて感動するのですが、博士のペースでばかり進んでいる気がしてちょっと悔しい。

そこで今回は、編集部からリクエストすることにしました。簡単なアレンジで夕食のメインにもなれる缶詰で、中身はお肉。そして女性が食べたくなるもの。こんなリクエストに、博士はどんな缶詰で応えてくれるのでしょうか?

  • 国分北海道/缶つまJAPAN 北海道池田町産いけだ牛ワイン煮 65g 北海道内750円、北海道外850円 (税別)(写真:マイナビニュース)

    国分北海道/缶つまJAPAN 北海道池田町産いけだ牛ワイン煮 65g 北海道内750円、北海道外850円 (税別)

しかも新商品

ハードルの高い要求は嫌いではない。むしろ、要求の斜め上を行く結果を見せて喜ばせたいと思う。それが缶詰博士であります。

夕食メインに使える肉系で、女子が好きなもの。さらに"新商品"というしばりを(勝手に)つけてみた。すると、ひとつの缶詰が浮かび上がったのである。それは10月18日から北海道で先行発売される「缶つまJAPAN 北海道池田町産いけだ牛ワイン煮」というもの。これで間違いない!

  • いけだ牛ワイン煮の内観

    いけだ牛ワイン煮の内観

最強か?

いけだ牛というのは、十勝ワインの産地で知られる池田町で生まれ、育てられているブランド牛。最大の特徴は、ワインを造るときに出る副産物「ワインオリ」を飼料の一部に与えていること。ワインオリが入ると、牛たちは食欲が増すそうな。その肉質は脂身が程よく入るが、霜降りではない。でもジューシーで柔らかくて、和牛らしい風味が豊かに味わえる。

それだけでも「最強かよ!」と叫びたくなるが、この缶詰の魅力はまだ他にもあるんですぞ。

  • マッシュルーム入り

    マッシュルーム入り

オール十勝

なんと、十勝産いけだ牛のほかに十勝産マッシュルームも入っているのだ。和牛とキノコの組み合わせというゴールデンコンビは、女子が食べたくなるという課題を軽~くクリアしたと思う。

さらにダメ押し。煮込みに使っている赤ワインもなんと十勝ワイン。つまりオール十勝でスクラムを組んだ缶詰なのであります。

  • 野菜と一緒に耐熱容器へ

    野菜と一緒に耐熱容器へ

ブロッコリーとトマトを合わせる

最後の課題は、簡単なアレンジで夕食のメインになること。これは楽勝だ。

耐熱容器に野菜と一緒に入れて、フタをして軽く煮ればそれだけで缶成。野菜は火を通さなくても食べられるものが最適で、今回はブロッコリーとトマトにしてみた。

  • 缶たん料理の缶成

    缶たん料理の缶成

もれなく染みてる

かくのごとし。トマトの赤、ブロッコリーの緑が映え要素であります。
缶詰は温めて食べると美味しいが、加熱し過ぎると味が損なわれる。なぜならすでに火が通って調理済みだからだ。

そこで、合わせる野菜は基本的に非加熱でも食べられるものにするとよし。今回の缶詰も、ソースが熱々に温まればそれでいいのだ。

赤ワインソースは甘さと酸味がはっきりしていて、ガーリックの香りも利いており、どことなく"和の洋食"的な味わい。その味が染みこんだいけだ牛はとろっとろ。マッシュルームももれなく染みてます。しっかりした味付けなので、野菜を多めに加えてもおいしい。

冒頭で書いたように、発売はまず北海道内で10月18日から開始される。道外での発売は2020年春を予定。入手できたらぜひお試しくだされ!

缶詰情報
国分北海道/缶つまJAPAN 北海道池田町産いけだ牛ワイン煮 65g
価格 北海道内750円、北海道外850円(税別)

筆者プロフィール: 黒川勇人/缶詰博士

昭和41年福島県生まれ。公益社団法人・日本缶詰協会認定の「缶詰博士」。世界50カ国以上・数千缶を食している世界一の缶詰通。ひとりでも多くの人に缶詰の魅力を伝えたいと精力的に取材・執筆を行っている。テレビやラジオなどメディア出演多数。著書に「旬缶クッキング」(ビーナイス/春風亭昇太氏共著)、「缶詰博士が選ぶ!『レジェンド缶詰』究極の逸品36」(講談社+α新書)、「安い!早い!だけどとてつもなく旨い!缶たん料理100」(講談社)など多数。
公式ブログ「缶詰blog」Facebookファンページも公開中。