「5月に入ってから頭痛が増えた気がする」——最近、そんな違和感を覚えていませんか?
季節の変わり目は体調を崩しやすいと言われますが、頭痛もその代表的な症状のひとつ。5月は気温差や生活リズムの変化、自律神経の乱れなど、さまざまな要因が重なりやすい時期でもあります。
今回は、季節の変わり目に起こりやすい「頭痛」について、医師の解説をもとに詳しく見ていきます。
雨が降る前に頭が痛くなることはある?
天気や気圧の変化と頭痛には関係があると考えられています。特に片頭痛のある人では、低気圧や天候の変化をきっかけに頭痛が起こることがあります。
気圧の変化は、内耳や自律神経に影響し、痛みを感じやすくなる可能性があるとされています。
ただし、すべての頭痛が天気によるものとは限らず、生活習慣や体調の変化など、ほかの要因が重なっている場合もあります。
天気による頭痛は「耳のマッサージ」が効果的
天気の変化によって体調を崩しやすい場合、耳の周りの血流を良くすることで症状がやわらぐ場合があります。たとえば、耳たぶをいろいろな方向に優しく引っ張ったり、耳の周りをマッサージしたりする方法が知られています。
また、漢方薬の「五苓散」は、気圧の変化による体調不良に用いられることもあります。気になる場合は、医師や薬剤師に相談してみるのも一つの方法です。
頭痛で受診する目安とは
頭痛について気になる症状がある場合は、かかりつけ医や内科、脳神経内科、脳神経外科などで相談することができます。
一方で、次のような場合は早めの受診が必要とされています。
・突然の激しい頭痛
・手足のしびれや麻痺
・ろれつが回らない
・発熱や意識の低下がある
・頭を打ったあとに起きた頭痛
また、頭痛を繰り返す、生活に支障が出ている、市販薬の使用回数が増えているといった場合は、脳神経内科や頭痛専門外来の受診も検討するとよいでしょう。
治療には、痛みが出たときに使う薬だけでなく、頭痛の頻度や強さを軽減するための予防治療もあります。
頭痛は「いつものこと」と思いがちですが、日常生活に影響が出ている場合には、医療機関での相談を一度考えてみることも大切です。
この記事は、医療健康情報を含むコンテンツを公開前の段階で専門医がオンライン上で確認する「メディコレWEB」の認証を受けています。

