ADHD当事者で2児の母でもあるモンズースーさんが、ADHDの方の生活などを架空のOL・水谷真帆を通じて描く4コマ漫画連載「私もADHD! 」。今回は栗原類さんの著書に関するお話です。

過去のフラッシュバックが……

栗原類さんの著書「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」が2016年に発売され、話題になりました。メディアにもよく登場する有名な方が「発達障害」のことをお話してくださったことで、その実態を知るきっかけになった方もいるのではないでしょうか。

当事者の本を読むと、「ここ私も同じ! 」と共通点を見つけては不思議とうれしくなります。ただ、いわゆる「失敗エピソード」を読むと、同じく失敗したことを思い出してしまい、少しへこんでしまいます。

物忘れの多いADHDですが、失敗した経験などがフラッシュバックしてしまう方もいるようです。

※本作品は筆者の体験談を元に描いています。ただ、同じADHDでもその特性は人により異なりますので、すべてのADHDの方に作品で紹介した特性が当てはまるわけではありません。また、同じ特性の方全員がADHDというわけでもありません


筆者プロフィール: モンズースー

ADHD当事者で発達障害グレーゾーンの兄弟の母。子どもたちとの日常などをコミックエッセイで描いたブログ「生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした」を随時更新中。2016年5月にコミックエッセイ「生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした」をKADOKAWAより上梓。