大人気の台湾グルメ。現地で本場の味を堪能したいものだが、今はなかなか難しい。ということで、家で作れるレシピを筋肉料理人さんに教えてもらった(特集/全5回)。


「ダージーパイ(大鶏排)」はサクサクの食感が特徴の台湾鶏唐揚げです。鶏むね肉を叩いて伸ばして揚げるので、味だけでなく見た目のインパクトが人気の料理。本場ではタピオカ粉やバッター液を使ってサクサク感を出すそうですが、片栗粉だけでもサクサク感を出せるので、片栗粉を使ったレシピを紹介させて頂きます。

  • 日本でも街なかで専門店を見かけるようになった台湾の人気唐揚げ「ダージーパイ(大鶏排)」

材料(2人分) 鶏むね肉 1枚(300g)/サラダ油 適宜/片栗粉 大さじ9/付け合わせのレタス 適宜
A)しょう油、日本酒 各大さじ1/砂糖 大さじ1/2/おろしにんにく、おろししょうが 各小さじ1/2 五香粉、黒こしょう 各小さじ1/4

作り方

1)鶏むね肉は身の方から観音開きにします。身の中央に、身の厚みの半分くらいまで切り込みを入れそこから両横に切り開きます。開いたらまな板に置き、ラップをかけて麺棒、すりこ木等で叩いて伸ばします。1cmちょっと位の厚みに伸ばします。

  • 鶏むね肉は身の方から観音開きに

  • 麺棒やすりこ木等で叩いて伸ばす

2)伸ばした鶏むね肉をバットに入れ、混ぜ合わせたAをかけます。何度か返しながら30分漬け込みます。※それ以上漬ける場合は冷蔵庫に入れてください。

  • 伸ばした鶏むね肉を漬け込む

3) 2)のバットの鶏むね肉に片栗粉大さじ6をかけ、3~4回、返しながら片栗粉を馴染ませます。

  • 片栗粉をかけ馴染ませる

4)別のバットに鶏むね肉を移し、新たに片栗粉大さじ3をかけてまぶしましょう。※こうすることで、3)で加えた片栗粉がタレと混ざってバッター液の役割をします。その上に片栗粉を大量にまぶすことで、揚げた時のサクサク感を出します。

  • 別のバットに鶏むね肉を移して新たに片栗粉をまぶす

  • 片栗粉をかけ馴染ませる

5)フライパンに2㎝位の深さにサラダ油を入れて中温(175℃)位に温め、衣をつけた鶏むね肉を入れて揚げます。何度か返しながら4~5分揚げます。※中温は菜箸を差し込んだ時、菜箸から細かい泡が出る温度です。

  • 揚げる

  • 何度か返しながら4〜5分

6)揚がったら、油きりをしいたバットに立てて置いて油を切ります。切らずに豪快に丸かじりでもいいし、食べやすく切ってから盛り付けてもいいです。切って盛り付けるときはレタスなど添えます。

  • バットに立てて置いて油を切る

  • ビールのお供にも!