誰かと話したい、誰かに聞いてほしい…ふと孤独が胸をかすめる夜、無性に会いたくなるママがいる――フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、「今夜もママに会いたくて ~新宿 おせっかいスナック物語~ 前編」を、11月1日に放送する。

  • 店に立つみこママ

    店に立つみこママ

かつて芸者衆が行き交った東京・新宿荒木町。昭和の面影を残し、隠れ家的な酒場や飲食店がひしめく街の一角に、連夜にぎわうスナックがある。

客のお目当ては、“みこママ”ことふみ子さん(61)。底抜けに明るいママは、客の悩みに耳を傾け、迷う人の背中を押す。

時には離婚した2人に「もう一度やり直しなよ」と本気で復縁を持ち掛ける。帰り際には「触れ合うことで伝わるものがあるから」と、客をギュッと抱きしめてお見送り。そんな飾らない人柄とおせっかいが評判を呼び、男性客よりも女性客が多く訪れる人気店だ。

だが、人の相談に乗るママも、家族のこととなると思うようにはいかない。大学4年生の息子は「やりたいことがない」と、就職活動に背を向け、母の焦りをよそに動こうとしない。

さらに重くのしかかるのが、老いていく両親の介護。90歳の父は認知症と診断され、母も要介護認定を受けている。これまで当たり前にできていたことが、少しずつできなくなっていく両親。客の背中を押してきたママも、母として、娘として、息子の将来と両親の老いに向き合うことに…。

それでも夜になればカウンターに立ち、訪れる人の孤独をそっと抱きとめる。自らも心配事を抱えるママと、ママを頼りに集まる人々。小さなスナックで交わる人生から、人と人がつながることの意味を、宮澤エマのナレーションで見つめていく。

  • みこママと息子

    みこママと息子

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