フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)で、25日に放送された「夢と修業と初恋と2 後編 ~恋の終わりと職人の壁~」。視聴データを独自に取得・分析するREVISIOの調査によって、放送中でテレビ画面に視線を向けていた人の割合「注目度」の高いシーンが明らかになった。
神社仏閣の修復を学ぶ「宮大工養成塾」。3年間の住み込み修業ではスマホの持ち込みは禁止、作業中も食事中も私語は許されない。夏の岡山・西大寺では、塾生たちが風鈴祭りの櫓(やぐら)を木組だけで立ち上げる。今春入塾した1年生も、現場で仕事を任され始めていた。
率先して動くのは、自ら頭を丸刈りにした古谷さん(18)。高校で木工を学び、実習も自炊もそつなくこなす。そんな同期と自分を比べ、自信をなくしていたのが宮脇さん(18)だ。子どもの頃から大工に憧れてきたが、カンナ削りが思うようにいかない。朝礼に出られず一人でうずくまることもあった。
ところが、ある夜、古谷さんのある行動が問題となる。いつか地元の神社や寺を直したいと願う古谷さん。技術だけでは一人前にはなれない。失った周囲の信頼を、再び取り戻すことはできるのか…
一方、仕事に追われ、恋人への連絡もおろそかになっていた新米講師の片山さん(21)。大好きな彼女から、突然、別れを告げられる。さらに、仕事中に車の事故も起こしてしまう。「気力が湧かない」と漏らす彼は、「宮大工を一生の仕事にする」と宣言した入塾当時の覚悟を貫いていけるのか…。
番組中盤の14時30分に注目度が71.5%まで上昇したのは、カンナ削りの競技会に参加しない宮脇さんが「刃が切れない状態なので、それを直してるんですけど、なかなか直らないんで…」とその理由を語る場面。
金田さんは「恥をかくのが嫌なんですよね」「要は削れないから、見られたら恥ずかしい」と見抜いており、SNSでも「“恥をかくのが嫌”って気持ちはわかるけど、社会やプロの現場に出れば甘えでしかないよな…」と心配する声が見られたが、その後、宮脇さんは「同期の結果を見て、僕がダメダメだったんで。自分の中の甘えが結果で出てしまった。変なプライドを捨てるみたいな感じですね」と言って丸坊主になった。
そして番組ラストの同53分に、最高値となる74.9%を記録。成長する塾生たちの映像に、松本若菜のナレーションで「この塾を見ていると不思議なことばかりです。スマホNG、私語NG、無断外出NGに、食事中のおしゃべりもNG。イマドキの子には窮屈に感じそうな決まりばかりですが、なんだか皆、とても充実しているように見える。もしかすると私たちは、余計なものを抱えすぎて、不自由の中にある豊かさを忘れてしまっているのかもしれません」と総括する場面だ。
SNSでは「この時代スマホ・私語・無断外出NGの環境で頑張れるのすごいよ」「双葉くんがんばれ 大物になるよ!」「塾生の成長を見てジワった。みんな頑張れ!」とエールの投稿が相次いでいた。
この放送回は、TVer・FODで見逃し配信中。次回は「今夜もママに会いたくて ~新宿 おせっかいスナック物語~ 前編」が、11月1日に放送される。


