俳優の佐藤B作が、YouTubeチャンネル『ハンターch』で公開された動画「【佐藤B作が語る激動の昭和演劇史!】SUPER EIGHT安田章大の舞台で片桐仁と仲良しに! 監督・山田洋次&伊丹十三が怖すぎた! 自由劇場に直談判で修行!? お世話になった先輩・渥美清のアドリブがすごい!」に出演。山田洋次監督の映画『息子』(91)に出演した際のエピソードを明かした。

佐藤B作

佐藤B作

佐藤B作が山田洋次監督の撮影現場を回顧

佐藤は自身の俳優人生を振り返るなかで、山田監督の撮影現場について言及。映画『息子』に出演した際のことを思い出し、「工場のシーンで」と切り出す。

そのシーンでは、佐藤が給料を渡す役を演じたというが、山田監督から「違う」「B作くん違うー!」と何度もダメ出しを受けたそう。片桐仁が「怖えー」と驚くと、佐藤は「何が違うんだ?」と当時の戸惑いを振り返り、「キミの役はね、こういう役なんですよってことしか言わない」と、山田監督は役の人物がどのような生活を送っているのかを細かく説明する一方、具体的な演技については指示しなかったといい、「そのあと何にも考えさせないの、俳優に」「計算させない。こういう演技を用意させない」と回顧した。

片桐が「考えれば考えるほど良くならなくないですか?」と尋ねると、佐藤も同意。また、撮影が思うように進まないなか、結果的にアドリブで言ったセリフがOKになったそう。そして、悔しい思いを抱えたまま、撮影は休憩に。そこで周囲の人から食事に誘われたものの、いかりや長介さんが「B作くん一人にしてやれよ」と気遣ってくれたことも明かした。

その出来事を思い出した佐藤は、「同情されちゃったよ。余計泣いちゃったよ」とポツリ。一連の撮影秘話を聞いた片桐が「自分きっかけで休憩に入っちゃったりするわけですよね」「うわあ、怖ええ」と声を上げると、佐藤も「本当に怖い」と当時の撮影現場を振り返っていた。

【編集部MEMO】
『ハンターch』(毎週金曜20時配信・不定期日曜水曜20時配信)は、ニッポンカルチャーを題材に、自由気ままに雑談する番組。これまで宇梶剛士、甲本ヒロト、竹中直人、浅野忠信ら、数々の豪華ゲストが登場し、さまざまなトークを繰り広げている。