吉高志音が語る、舞台と音楽の間で見つけた自分の色、3rdワンマンに込める愛

俳優の吉高志音が、ワンマンライブ<Sion Yoshitaka 3rd Live ”CLEAR”>を11月に大阪、東京で開催する。2018年のデビュー以来、舞台・ミュージカルを中心に数多くの作品で活躍を続ける吉高は、音楽への情熱もひと際強く、3度目となる今回のソロライブで、新たな一歩を踏み出すことになりそうだ。現在も舞台出演真っ最中の吉高に、生い立ちからデビューのきっかけ、役者や歌手としてのルーツ、ファンへの思い、ライブへの意気込みまで、たっぷり語っていただいた。意気軒昂に自分を表現すべく舞台に立つ、27歳の素顔を知ってもらえるのではないだろうか。

―現在、舞台<「スクラップ アンド コーラス」-君が灯したメロディー->の東京公演の最中なんですよね。演じてみていかがですか?

僕の役が、稽古の中で結構陽気なキャラ作りになってたので、自由にアドリブもたくさん入れてやらせていただいています。僕と八乙女光さん、Bigfumiさんの3人が親友役なんですけど、9月19日だけBigfumiさんが出演できなくて、劇中で1曲歌うシーンを僕が代わりにアカペラで歌ったんです。それもすごくみなさんに喜んでいただけましたね。舞台のテーマ自体が「音楽」で、合唱のお話なんですけど、ソロの曲もキャストごとにあったりして、音楽を楽しみながら公演できています。

―記者会見の様子もニュースで拝見しましたけど、片岡鶴太郎さんとも共演していらっしゃいますね。

そうなんですよ。鶴太郎さんは、この前すごくシリアスなシーンで急にアドリブをぶっ込んでこられて(笑)。八乙女さんは学校の先生で、鶴太郎さんは生徒の父親役なんですけど、ある場面で、八乙女さんが落ち込んで酒浸りになっちゃってみたいなところに、「お酒ばっかり飲んじゃダメですよ、ヨガやってください」みたいにアドリブをぶっ込んできて、もう固まっちゃって。「え? 嘘でしょ?」みたいな(笑)。

―さすがですね(笑)。それはどう対応したんですか?

僕は、「一杯飲まれます?」みたいに回避したんですけど、鶴太郎さんは「いや、私ヨガやってますんで」って言いながらはけて行かれました。その後もヨガのことをアドリブでよく言ってます。

―それは鶴太郎さんなりのサービス精神というか。

そうですね。いやでも、うれしかったですね。

―志音さんは2018年に俳優デビューして、今年で8年目ということですが、いろんな舞台出演を重ねると、そういうアドリブに対応できる度胸がつくものですか。

そうですね、伸び伸びとやらせていただいてます。昔は全然動けなかったようなことも、今は自由に舞台上で動けるようになったので、そこは結構場数からつながってるのかなって思います。

―制作発表にあたり、「自分もこの世界に飛び込んだきっかけとなったのが音楽と歌でした。音楽にたくさん力を貰い救われました」とコメントされてますが、音楽との出会いから訊かせてもらえますか?

もともと、母が歌手を目指していたんですけど、途中で諦めてしまったということを聞いていたんです。それもあって、物心ついたぐらいから「歌をやりたい、歌手になりたい」って思うようになったんです。僕は6歳まで中国の上海に住んでいて、小学校に上がるタイミングで日本に来たんですけど、親と一緒に週5、6回カラオケに行くぐらい歌が好きでしたね。

―ほとんど毎日カラオケに行ってたんですね。ところで、現在は英語と日本語と中国語でお話しできるそうですが、6歳で日本に来たときは日本語は話せたんですか?

いや、全然話せなくて。それこそいじめがあったり大変でした。小学生ぐらいの子たちって、自分の知らないものとか文化に触れると異文化として扱うから、いろいろそういうことはありましたね。

―そういう大変な体験もしながら、音楽を支えにしてきたわけですね。最初はどんな音楽が好きになったのでしょうか。

母が小田和正さんのことが大好きで、日本に着いて空港から家に行くまでの車の中で流れてた小田和正さんのアルバムを聴いて好きになったのが最初だと思います。あとは同じく親が好きだった玉置浩二さんを聴いたりとか。僕が自分から触れた最初の音楽は、いきものがかりですね。小学校で歌の発表会があったときに初めて1人で人前で歌ったのが、いきものがかりの「YELL」でした。

―人前で歌うことは、怖かったり恥ずかしかったりしなかったですか?

親からずっと言われていたのが、「こうやって人前で歌えないと、ちゃんと歌えないよ」っていうことなんです。それもあって、自分の中で「歌わなきゃな」って思っていたのかもしれないですね。それぐらい、ずっと歌が大好きっていうことは言い続けてましたね。

―ご自身が成長するにつれて、音楽の幅って広がっていきました?

母親は、「バラードしか聴くな、歌うな」みたいな教えだったんですよ(笑)。バラードが歌えないと、いろんな歌を歌えないからみたいな教育方針で。なのでしばらくはバラード、スローテンポの曲しか歌えなかったし、聴けなかったんです。ただ、中学校のときに友だちからいろんなロックバンドを教えてもらって、そこからロックを知って、聴くようになりました。そのときに教えてもらったのがONE OK ROCKとかでしたね。中学校時代にはバンドが流行っていたので、みんなそれぞれ自分の好きなバンドの曲をお昼休みに流したりしてました。高校になってからはコピーバンドをやっていたんですけど、やっぱり親の影響もあったからか、「熱くなろうぜ!」みたいなロックに行き切れなくて、アコースティック・バージョンで聴かせるようなテンションが多かったですね。ONE OK ROCKの曲なら「Wherever you are」とか。

―そういう聴かせる曲って、歌が上手くないとなかなかバンドではできないですよね。聴いた人の反響ってどうでしたか。

高校の頃の文化祭で、軽音部のお客さんが全部ダンス部に取られてたんですよ。それで、みんなが集まってるところに僕が「歌いに行くわ」って言って、一節アカペラで歌ったらめちゃめちゃお客さんが来てくれて。その日だけ輝きました(笑)。

―その歌声でみんなが集まってくるぐらいだから、結構自信がついたのでは?

いやまあ、そうですね。とにかく歌が好きだったからなのかわからないですけど、そのときは自信に満ち溢れてました。

―例えばバンドを組んでオリジナル作って、みんなでライブハウスに出てプロを目指そう、みたいな感じにはならなかったんですか?

僕は「音楽でやってくぞ!」みたいな気持ちだったんですけど、みんなそれぞれ違う進路があってバラバラだったので、ちょっと違うかなと思って。それもあって、僕もバンドっていうものに完全に乗り切れてなかったんだと思います。

―そこから俳優として芸能界に入ったのは、どんな経緯があったのか教えてもらえますか。

僕は2025年にスターダストプロモーションに移籍したんですけど、もともとは母親の関係で前の事務所の方と知り合ったんです。その方にバンドをやってた頃のライブも観に来てもらって、そのときに僕は「音楽やりたいです」って言っていたんですけど、舞台とかミュージカルを結構やっていた事務所だったので、「音楽もいいけど、お芝居もやってみない?」っていうのがきっかけで、舞台をやらせてもらうことになったんです。歌の表現の幅を広げるために、いろんな役を生きて、そこから吸収したもので、歌にまた昇華できればいいねみたいな考えでしたね。

―俳優としてミュージカルの舞台に立つ中で、自分の歌についてどんなことを考えましたか。

僕はもともと、自分の声が男性らしい声じゃないなっていうのがコンプレックスだったんです。舞台では、男性らしい低く太い声が求められてたというか。自分の声って比較的高くて、ハイトーンが得意だったりもするんですけど、低い声が出ないこともそうだし、自分の歌を聴いたときに「これでいいのかな」って思うことが多かったんです。でも舞台で表現をしていることを応援してくれるファンの人たちがついてきてくれた中で、僕の声が好きって言ってもらえることがすごく増えて、関係者とか共演者の方にも声を褒めてもらえることが多かったんですよ。声優もやったりしますし、役者としてもそう言ってもらえることがすごくうれしくて、すごく自信になりました。それと、以前、Xの投稿で「自分の声が好きになれたんだ」みたいなことをポストしたときに、すごく反応が来たんです。「そんなこと思ってるなんて知らなかった」みたいなことを言ってもらえて。みんなが僕の声を好きになってくれたのもそうだし、僕が自分の声を好きになれたのもそうだから、それをもっと形として届けたいなってすごい思いました。それがどんな表現でもいいと思うんですけど、やっぱり歌が大好きだったので、歌っていう形が一番いいのかなっていうのは考えてましたね。

―ファンの人たちがどんなことをやれば喜んでくれるのかとか、そういうことは常に考えていらっしゃるんですね。

そうですね。自分を応援してくれてるみなさんにすごく感謝しています。自分のことを好きになれたこともそうですし、イベントをやるにしてもライブをやるにしても、「志音君のファンっていいよね」みたいなことを言ってもらえることが多くて、すごく僕のことを思ってくれてることが伝わるようなことが多いんですよ。だから、僕の中では家族のような存在ですね。みんなからは、僕の表現に支えてもらってるみたいなこと言ってもらえるんですけど、僕はみんなの言葉だったり行動によって今があるし、舞台に立てているので、そこは本当に感謝でしかないし、ファンの方々は大きな存在ですね。自慢できるファンたちです。

―志音さんが歌を歌う上で、憧れている人や目指している人っているんですか。

これはブログにも書いたことなんですけど、憧れを口にすると、そこに到達できない気がしているんです。自分の中では思い描いてるイメージのようなものはあるんですけど、それを言ってしまうことで、むずかしくなるのかなって思っているんですよ。大谷翔平さんがWBCのときに、「憧れるのをやめましょう」って言ったじゃないですか? あれはすごくわかるなと思っていて。好きなアーティストさんはたくさんいるんですけど、自分もそこに向かって戦っていきたいので、そういう志は持っていたいなっていうのはあります。

―その思いは、俳優としても同じですか?

舞台の上に立ったら、どんな芸歴があろうと対等なので。それこそ今やってる舞台も鶴太郎さん、南野陽子さんをはじめベテランの方たちばっかりなんですけど、対等にぶつかっていきたいなって思うので、そのスタンスは変わらないですね。

―好きな映画やドラマってどんな作品ですか?

僕はもう、バッドエンド系のストーリーが好きなんですよ。姉がいるんですけど、姉もすごく映画が好きで、最近何観た?みたいな話をよくするんですけど。「『ダンサー・イン・ザ・ダーク』好きなんだよね」と言ったら、めちゃめちゃ引かれました(笑)。超バッドエンドなんですけど、「いや、でもそうだよな」とかって僕は思うので、好きですね。あと最近で言うと『ディア・エヴァン・ハンセン』ですね。映画もあるしミュージカルもあるんですけど、主人公が、なんかもう自分を観てるかのようで。

―なんでバッドエンドが好きなんですかね。

う~ん……なんかハッピーエンドを観ても、「んなわけないじゃん」って思っちゃうんですよね。「みんながそうなれるわけないじゃん」って思っちゃうから。ちゃんと闇を知って光を観たい。そうじゃないとなんか生きてないなって思ってしまうんです。

―自分が役を演じるときは、誰か人物になりきって演じるわけですよね。その中に自分自身が思っている「そんなわけないじゃん」みたいな気持ちを反映させたりすることもあるんですか?

あります。やっぱり経験って大事な気がしていて。その人の人生経験によって、お芝居や表現が明らかに変わるというか。例えば、親とちゃんと喧嘩したことある人とない人で、「親との喧嘩シーンをやってください」って言われたときに明らかに違ってくると思うんですよ。そのリアルを追求するっていう意味で、自分の中で持ってるエッセンスをいっぱい出したいし、いろんなものを吸収して表現として昇華させたいんです。自分に出せるエッセンスがあるんだったら、どこまででも出したいし、それがないものであったらたくさん吸収して出せるようにしたいっていうのはあります。

―歌や映画以外で、影響を受けているカルチャーってほかにどんなものがあります?

ミュージカルですね。舞台を始めてからミュージカルに触れ始めたんですけど、いろんなミュージカルを見ていく中で、もともと歌をやりたかったのもあって、お芝居の延長で歌うことで、たくさん刺激をもらいました。今のミュージカルの中での課題でもあるんですけど、どれだけ芝居から歌までニュートラルにできるかとか、みたいなことを意識したり。お芝居の中で生きている感情だからこそ、本当に動いている気持ちが歌に乗ることとかもすごくたくさん刺激をもらったので、影響を受けましたね。あと、さっき声の話をしたんですけど、ミュージカルをやると役によって、「自分ってこんな声も出るんだ!?」っていう、自分が知らない自分の声と初めて出会うことが多いんですよ。それは発見だし、楽しいところだなって思います。

―ちなみにアニメとか漫画についてはどうですか?

めちゃめちゃ大好きです。なんならよく漫画の模写とかもしていたので。『HUNTER×HUNTER』が一番好きですね。一番最初に出会った漫画は『FAIRY TAIL』でした。あとはもう、王道なところからいろいろ読んでいます。

―漫画は別にバッドエンドじゃなくてもいい?

そうですね。でもやっぱり、「とびきりハッピー!」みたいなのはあんまり観ないかもしれないです。アニメも、ファンタジーよりはもっと生っぽいアニメというか、魂削って生きている姿が見たいんですよね。でもまあ、幅広い作品を読んだり観たりします。

―そういうカルチャーから刺激を受けてきた志音さんの人格を形成しているもの、核になっているものって言葉にするとどんなものでしょうか?

いやあ~、それはめっちゃむずい質問ですね。

―こうしてお話ししていても、すごく物腰柔らかく、ソフトな印象ですけども。

いやいやいや! 全然ソフトじゃないです。ソフトじゃないし、すごく負けず嫌いなんですよ。それこそ、今回の舞台で先輩たちに食らいつきたいっていうのもそうだし、生意気だったり(笑)。 でも、そのぐらいの気持ちがないと、表現することってやっていけない気がしていて。ずっとイエスマンでペコペコしてみたいなことじゃなくて、自分の信念を持ってやりたい表現が自分の中で明確にあるので、それを大事にしていたいとか。僕は役者としては、「どんな役にも染まれるように無色透明でありたい」っていう気持ちがあるんですけど、でも自分の中で燃えてる色は絶対にあるんです。それが何色かって言われてもわからないんですけど、誰よりもメラメラ燃えてるというか、ギラギラしていたいんですね。それは尖ってるって言うんですかね。27歳なんですけどまだ尖っててもいいですか(笑)?

―全然いいと思います! 役者としては無色透明でいたいけど、内面では燃えたぎるものがずっとあるんですね。こういうお仕事を始めてから、挫折や悔しい思いしたこともありますか?

もちろん、すごくありました。演出家さんにボロボロに言われたりしたこともありましたし、本当にもう精神状態ギリギリのときとかありました。でもそのボロボロに言われた後にまた公演やらなきゃいけないから、ヤバいな、どうしよう顔引きつってないかな?とか。オーディションに行って、「なんか君の歌、歌じゃないね」みたいに言われたことあったし。それに、歌を聴かせに行ってるのに、容姿のことを言われるし。本当にめちゃくちゃありましたし、「世の中いろんな人がいるな」とか思いながら仕事をすることが多かったですね。そういう人たちを絶対見返してやりたいんですよ。

―決して背を向けてしまわないで、そこで負けず嫌いを発揮するというか。

第一は作品をちゃんと素敵にすることなんですけど、自分の内側ではそういう気持ちが燃えてますね。キャリアを重ねていく中で、そうやって言われる機会は減ってきてるのかなと思いますし、自分から何かを発言することが増えたかもしれないです。自分の理想とする形であったり、「こうしたいんですけど、やってみていいですか?」 みたいなトライがすごく増えた気がします。それまでは「この型にはめてこうやろう」みたいな考えがあったんですけど、なるべくはみ出して色々挑戦したいなということが増えました。

―ご自分の中での成功体験というか、自信になった舞台とかってどんな感じなんですか?

舞台上で、ゾーンに入るみたいな感覚が、4年目、5年目ぐらいであったんです。それは3時間半の作品だったんですけど。本番中に、自分が幽体離脱してるかのような感覚になるときがあって、それはとても役者として理想的な形かなってそのときは思いました。何をやったのか覚えてないくらいがちょうどいいなとかって思いましたね。なかなかそういう体験ってないんですけど。

―舞台に立つ上での喜びって、そういう瞬間があることですか。

そうですね。なんか自分じゃない誰かになるのが一番楽しいので、いろんな経験ができるし、それはすごく楽しいです。

―これまでの経歴を拝見すると、舞台に声優にめちゃめちゃいろんな役をやっていますよね。スイッチの切り替えってどうやっているんですか?

頭の使い方は確かに違うのかもしれないですけど、音楽でいうとチューニングが違うみたいなことで、役に心を通わすっていう気持ちの面では全部一緒です。いろんな人の気持ちを言葉にする、声を当てる、歌にする、僕の中ではどれも全部一緒で、気持ちさえ通っていればすごく美しいものだなって思えるので、やってて楽しいですね。

―いろんな役を並走してるときもあるわけですよね。多重人格みたいな感じというか、いろんなキャラクターがそのときの自分の中にいたりするんですか?

ミュージカルが終わった後に、生配信をやったら、まだ役から抜けきれてなくて、ずっとハイテンションの人間になっていたことはありますね。だから現場によって自分が周りから思われる印象がわりと違います。そういうところはあるかもしれないですね。

―さきほどおっしゃったように、自分じゃない誰かになれる職業だと思いますけど、例えば歌手の方、バンドマンとかって、ありのままの自分を表現している人も多いじゃないですか? 他の誰かを演じるんじゃなくて、歌で自分自身を表現するってなったときに、どんなものを描きたいですか?

いろんな感情があるんですよね。ソロのライブをこれまで2回やってきて思ったのが、自分の中でミュージカルだったら役っていう鎧を纏って歌えるんですけど、それがなくなったとき、めちゃめちゃ怖くて。自分の何を纏えばいいんだろうって考えてたんですけど、次の3rdライブをやるときには、自分の魂で愛を歌いたいな、愛を伝えたいなって思ったんです。さっきファンのことについても話しましたけど、感謝の気持ちを伝えられればいいなって思ってます。愛にもいろんな形があると思うんですけど、僕はちゃんと寄り添える愛が良いと思っているんです。「頑張れ!」って言うんじゃなくて、「頑張ろう」って、一緒に歩める形がいいので、そういったことを意識するかもしれないですね。みんなにとっての拠り所になれたらいいなって思います。

―そういうところに、最初に好きになった小田和正さんとか、いきものがかりの影響があるのかもしれないですね。

確かにそうかもしれないですね。僕は音楽に支えられてきたことがたくさんあるし、壁にぶつかったときも音楽を聴くし、とことん悲しい気持ちになりたいときも音楽を聴くし、なんとか上を目指そうと思ったときも音楽を聴くし。誰かの背中を押して一歩進めるような気持ちになってもらえる音楽がやりたいですね。

―そういう自分の思いを、日常的に書き綴って残しておいたりしますか?

はい、しています。今日もなんか書きました。(スマホを取り出して)なんて書いたかな……あ、ごめんなさい、全然言える内容じゃなかった(笑)。すごく尖ってること書いてました。

―逆に見てみたい(笑)。でもそういうことも歌にしたら歌えたりするんじゃないですか。

まあそうですね、歌詞に載せたいです。親の影響じゃなくて、自分で触れた音楽は「こんなこと歌っていいんだ?」みたいなものがすごく多かったので。それこそ結構闇の部分だったり、表現が過激な方とかいらっしゃったりしますけど、そういうことの方がそのアーティストさんの本当の気持ちじゃないですか?それってめちゃめちゃいいなって思ってました。

―じゃあ、ライブではそういうちょっと尖った表現や闇を感じさせる言葉も出てくるかもしれない?

そうかもしれないです。ソフトなイメージではないよって思ってもらえたら(笑)。

―単独ライブ<Sion Yoshitaka 3rd Live ”CLEAR”>が2026年11月3日(火)に大阪HEP HALLで、11月6日(金)にSHIBUYA PLEASURE PLEASUREで開催されます。どんなライブになりそうですか。

今回は「愛」をテーマにしているんです。親からの愛もあるし、この仕事を始めてみんなからもらった愛もたくさんあって、それをちゃんと音楽としてライブの中でみなさんにお渡しできたらいいなと思っています。僕は嘘をつけないので、本当の愛を届けられると思います。ちゃんと愛を歌いたいし、愛を届けられる歌を表現するので楽しみにしていてほしいです。それと、僕にとってライブって、ファンのみなさんとつながれる貴重な時間でもあるので、そういったコミュニケーションを取れる場として、みんなに「明日頑張ろう」って思ってもらえたらいいなって思います。オリジナル曲も歌うので、今までのライブとは違う変化が絶対にあるし、そこで本当の自分に触れてもらえると思うので、是非僕の”魂の色”を見てほしいです。

<ライブ情報>

Sion Yoshitaka 3rd Live”CLEAR”

2026年11月3日(火)大阪HEP HALL

時間:14:30/18:30

2026年11月6日(金)SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

時間:15:00/19:00

チケット:

https://l-tike.com/artist/000000000916043/

https://eplus.jp/yoshitaka-sion/