続いては、この日のネタライブでトップバッターを務めたジャングルポケット。トリオから心機一転、コンビとして活動中の2人が抱くよしもと幕張イオンモール劇場への思いを聞いた。
――よしもと幕張イオンモール劇場の印象を教えてください。
太田さん:これはもう全芸人が言うと思いますが、全国にある吉本の劇場の中で1番楽屋がいいです。広くてちゃんと部屋に分かれていて、本当に居心地いいんです。作業ができるテーブルがあったり、ソファと畳の席もあったり、劇場に来る芸人たちからの要望を誰かがまとめたんじゃないかと思うぐらい全てが完璧です。
おたけさん:自然体というか、普通に買い物をしている方だとか、初めてお笑いを見にくる方が多いイメージはありますね。やっぱり千葉からルミネまでは距離があるので、電車で行くにしてもなかなか行きづらいという方もいると思うんですよ。だから、よしもと幕張イオンモール劇場は、千葉のお客さんに会える劇場という印象があります。
――よしもと幕張イオンモール劇場で、印象に残っている企画や公演はなんでしょうか?
おたけさん:夏休みの朝一はお子さま向けイベントをやっていて、お子さま連れのファミリーしか観客席にいないことも珍しくないんです。実際にそういうイベントに立ったとき、僕自身は「しまじろうになれたかな」という感じで出ていました。そういう感覚は、他の劇場ではなかなかないので、印象に残っていますね。他の劇場だと子どもだけ、ファミリーだけというのは少ないですが、よしもと幕張イオンモール劇場は比較的ファミリー向けと銘打っているイベントが多いと思います。
太田さん:確かに、ネルソンズとかがファミリー向けライブをしていることもありますが、他の劇場ではあまりないですね。ファミリー向けライブが多いのは幕張ならではと言えるかもしれない。
――よしもと幕張イオンモール劇場はお二人にとって、どんな劇場でしょうか?
太田さん:これまで3人で活動していたので、言ってしまえば2人のジャングルポケットの実力は未知数です。それもあって、他の劇場への出演が見送られたりしていましたが、なぜかよしもと幕張イオンモール劇場は当初から結構出してくれましたね。2人のネタを見てくれた支配人の方がぜひ出てくださいって言ってくれて。
おたけさん:劇場ができた当初から、僕たちがジャルジャルさんやしずるさんたちと一緒に看板として出させてもらっていたのも大きいのかなと思います。
太田さん:何というか温かいですよね。最終的にここで僕らがやった単独ライブを各劇場の支配人や社長が見に来てくれて、これだったら大丈夫ということで、いろいろな劇場にまた立てるようになりました。
おたけさん:だからここは僕たちにとってホームのような場所ですね。
支配人が語る、よしもと幕張イオンモール劇場の未来
最後に支配人にも話を聞いてみた。
――イオンモールの中にある唯一の劇場ですが、他劇場との違いを支配人の立場からどのように感じますか。
お笑いを目当てに来ていないお客さまが大半、というのは大きな違いですね。
イオンモールに遊びに来て、そのついでに観劇されていく、みたいな。もともと1日の予定に組み込まれていない人たちが、イオンモールの中にあるショップに立ち寄るのと同じ感覚で、劇場にも立ち寄ってくださるのかなと思います。だから、いわゆるお笑いライト層で、全く芸人のことを知らないみたいなお客さまもいます。芸人からしたら普段ウケているネタがウケなかったり、逆に普段ウケてないネタが「ここではウケんねや」みたいな発見もあったりはすると思います。そこが幕張ならではのポイントのひとつですね。
――お笑い目的以外でイオンモールに来た方を劇場に呼び込むために、何か工夫はありますか?
よしもと幕張イオンモール劇場のあるイオンモールは1階から3階までありますし、そもそも劇場のあるモールは幕張豊砂駅からすぐではない別のモールにあります。お客さまによっては駅から来る動線もあれば、駐車場から来られたりもします。色々なアクセス手段で訪れるお客様が一か所に集まる一番の動線の場所、例えばエスカレーターを登ったところや降りたところ、フードコートから出ていくところなど、ポイントポイントを意識して、今日の出演者一覧みたいな香盤表を置くようにはしています。また、イオンさんが協力的で、トイレ前の広告枠みたいな場所をお借りしています。そこに出演者のスケジュールを張り出したりしています。
――通常であれば接点を持ちづらい客層が多いということで、公演の構成などで気をつけていることはありますか? また、そうした客層と接点を持てることを、どのように捉えていますか?
やっぱりお笑いの劇場に初めて来たという人が大半だと思うので、あんまりこちらのエゴに走らないように、子どもから大人まで誰が見ても面白いと感じる芸人であったり、「この人、見たことある!」と思ってもらえるラインアップは意識しています。なので、その人がリピートで来てくれる、もしくは友達やご家族を誘ってイオンモールに来る感覚で劇場に足を伸ばしてもらえる可能性はかなり高いのかなと思っています。
――「千葉開府900年記念幕張ビーチ花火フェスタ2026(第48回千葉市民花火大会)」に出演するなど、自治体や地域のイベントとも連携されています。劇場の外に芸人が出ていくことの狙いはなんでしょうか?
やっぱり1番には劇場のPRがあります。近くにあるベイタウンという居住区とは幕張劇場が始まった頃からお付き合いさせてもらっていて、年に一回の夏祭りに呼んでいただいています。劇場にも近く、すぐ来てもらえる距離なので、いいPRになっていると思います。
また、去年、検見川浜にある福祉健康センターで高齢者の方向けのイベントをした際に、劇場ではできないことも外でやらせてもらいました。この経験は、今後の劇場企画にも反映できそうだなという手応えがありますね。
――今後、よしもと幕張イオンモール劇場をどのような劇場にしていきたいと考えていますか?
吉本の常設劇場12館には、「なんとなくこんな感じ」という劇場ごとのカラーというか、イメージがお客さまの中にはあると思います。その中で、私個人としては幕張を「いろんなことをしている劇場」と思っていただけるようにしていきたいです。それはお笑いだけではなくて、それこそお子さま向けのイベントや、先ほどお話しした高齢者の方向けのイベントもそうです。近くに幕張メッセもあるので、ゲームやアイドルと関係するイベントを開催するのもいいかもしれません。お笑いだけに止まらない、「文化のるつぼだよね」と思われる場所を目指していきたいです。
よしもと漫才リーグ
よしもと漫才リーグ~ドンデコルテチームVS滝音チーム~
日時:11月10日(火)開場18:45|開演19:00|終演20:15
会場:よしもと幕張イオンモール劇場
出演:【キャプテン】ドンデコルテ/タモンズ/きっと君はくるさ/ゆにばーす/おとうふ/【キャプテン】滝音/イチゴ/ダイタク/ケビンス/世間知らズ/【MC】ヒロユキMcーⅡ
料金:前売 2,500円|当日 3,000円|配信 1,500円
よしもと漫才リーグ~金魚番長チームVSダブルヒガシチーム~
日時:11月17日(火)開場18:00|開演18:15|終演19:30
会場:よしもと幕張イオンモール劇場
出演:【キャプテン】金魚番長/ゼロカラン/ナユタ/イワサキ/スカチャン/【キャプテン】ダブルヒガシ/カベポスター/ツートライブ/からし蓮根/ド桜/【MC】ヒロユキMcーⅡ
料金:前売 2,500円|当日 3,000円|配信 1,500円
よしもと漫才リーグ~大王チームVSヨネダ2000チーム~
日時:11月27日(金)開場18:00|開演18:15|終演19:30
会場:よしもと幕張イオンモール劇場
出演:【キャプテン】大王/めぞん/ミカボ/兄弟/LLR/【キャプテン】ヨネダ2000/ボブのコーラ/ヘンダーソン/ド天国/プリズンクイズチャンネル/【MC】ヒロユキMcーⅡ
料金:前売 2,500円|当日 3,000円|配信 1,500円



