「毎日が演劇学校みたいでした」――。堺雅人主演のPARCO PRODUCE 2026『スリーゴースト』が7日、東京・PARCO劇場で開幕した。初日前会見には堺雅人、迫田孝也らキャストが登壇。ドラマ『VIVANT』でも共演した2人が同じ舞台に立ち、迫田のコメントに堺が反応する一幕もあった。
迫田孝也、初日を前に「体がガチガチ、膝がガクガク」
会見では、キャストがそれぞれ初日を迎える心境を語った。
ジョーの友人・ユーゴ役を演じる迫田孝也は、「1カ月間に及ぶ稽古、ここにいるみんなと一緒にヘトヘトになりながら続けてまいりました」と振り返る。
本番が近づくにつれて「心臓がドキドキバクバクしてきた」といい、「昨日の夜はスヤスヤ眠ることもできまして」と話した迫田。しかし、迎えた初日は一転。
「今日になったらやっぱり緊張からか、体がガチガチ、膝がガクガク、体ブルブルなってきました」と、独特の表現で緊張を明かした。 さらに「今日来てくださるお客様と一緒に、ワクワクした気持ちで今日の物語を迎えたいと思います」と意気込んだ。
この迫田のコメントに、隣に座る堺も反応。会見場には和やかな空気が広がった。
堺雅人「毎日が演劇学校みたいでした」
一方、堺は初日を迎えた心境について、稽古初日から「緊張と意気込みはあまり変わってなくて」と話した。
「稽古初日も初めて舞台に立つ時に、本当にその世界に飛び込むような気持ちで、精一杯、ワンシーンワンシーン作っていきました」
と振り返り、その積み重ねが初日につながったと説明。
約1カ月の稽古については、「本当に幸せな勉強の日々」と表現し、「本当にスターのキャストの皆さん、素晴らしい方ばっかりなので、毎日、稽古に行くのも楽しいし、見るのも楽しい」と充実した時間を過ごしたことを明かした。
サイモン・スティーヴンスが作、ショーン・ホームズが演出を手掛ける本作。
堺は2人とのクリエーションについて、「毎日が演劇学校みたいでした」と語り、「これから僕も次の仕事、次の次の仕事の時に絶対に思い出すこともたくさんあると思います。それぐらい勉強になる稽古場でした」と振り返った。
さらに、ショーンが演出を変え、それにキャストが反応し、またショーンが変えるという作業が「本当に毎日毎日」行われていたという。
「毎回本番ぐらいのクオリティで」と稽古場の充実ぶりを明かし、「言葉を信じて物語を信じて、そこに立ち続けるっていうのがとっても大きなパワーなんだなということを今回改めて学んだ」と語った。
『VIVANT』で共演した堺と迫田が、今回は舞台『スリーゴースト』で共演。映像作品とは異なる舞台という空間で、2人がどのような芝居を見せるのかにも注目が集まりそうだ。
堺雅人「一緒に世界で初めて生まれるものを楽しんで」
最後に、観客へのメッセージを求められた堺は、本作について「初めての作品なので、見方のマニュアルがまだない」と表現。
「喜劇かというと喜劇でもない、悲劇かというと違う。何劇という名前を多分これからつけられるお芝居だと思うんです」と語った。
前日に行われたプレビュー公演では、観客の前で演じることで「まだ全然違う芝居になっちゃった」といい、「一緒に作っているなという気持ちがとてもしている」とコメント。 そして、「一緒に世界で初めて生まれるものを楽しんでください」と呼びかけ、「とっても見たことのないものが見られると思います」と期待を込めた。










