![蘭代表の中心に君臨するファン・ダイク(撮影は第1節ドイツ戦) [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
オランダ代表は現地時間10月1日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2026-27・グループA2第3節でギリシャ代表と2-2で引き分けた。試合後、オランダ代表のキャプテンを務めるDFフィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール/イングランド)が、UEFA(欧州サッカー連盟)を通して、試合内容への不満を口にした。
オランダ代表は今季のUNLでは、第1節でドイツ代表と引き分けた後、第2節でセルビア代表を2-1で下し、シャビ新監督の下で無敗を維持している。初の連勝を目指し、今節はここまで2連勝中と好調なギリシャ代表のホームに乗り込んだ。
試合は序盤の23分、オランダ代表は右サイドを破られ、FWフォティス・ヨアニディス(スポルティング/ポルトガル)に先制点を奪われると、続く前半アディショナルタイムにもヨアニディスからの折り返しをFWヨルゴス・マスラス(ネオムSC/サウジアラビア)に決められ、前半を2点ビハインドで終える。それでも、後半に入ると59分、ファン・ダイクがセットプレーからヘディングシュートを沈め、オランダ代表が反撃の狼煙を上げると、終盤に差し掛かった89分には、ゴール前のセカンドボールに反応したMFタイアニ・ラインデルス(アル・カーディシーヤ/サウジアラビア)がボレーシュートを沈め、2-2に追いついて試合を終えた。
試合後、ファン・ダイクは「前後半でまったく違う試合になってしまったのは明らかだ」と口にする。特に、オランダ代表が2点のビハインドを許した前半については、「相手に圧倒された。受け入れ難いレベルでね。特に、1対1の局面で相手に負ける回数が多すぎたんだ。そんなことはあってはならない」と、オランダ代表の出来を酷評。このような45分間を過ごすようになった原因を、次のような言葉で分析した。
「ギリシャはあまり前からプレスに来ず、ローブロックを敷いていたため、(オランダ代表の)ボールの前方に多くの選手がいた。ただし、僕らはボールを握ろうとも、プレーにテンポや工夫が欠けていたんだ」
「中央を突破しようとするたび、あまりにも早くボールを失ってしまった。競り合いでは精彩を欠き、セカンドボールを次々と奪われた。その結果、ほぼすべてのデュエルで負けてしまった」
苦しい45分間を過ごしたものの、「僕らにとっては幸いなことに、状況を立て直すための45分間があった」とファン・ダイク。2点差を追いついた結果の面だけでなく、DFデンゼル・ダンフリース(レアル・マドリード/スペイン)のゴールが2度もオフサイドで取り消されるなど、確かな攻撃の形を作っていたことも事実。ファン・ダイクも「後半は理想的で、相手にほとんどチャンスを作らせなかった」と胸を張ったものの、「最初からこうしたプレーをしなければならない。監督はハーフタイムに状況を改善するためのプランを授けてくれたが、ピッチ上で僕ら選手にできることがあったはずだ」と、前半の出来を悔やんだ。
なお、ファン・ダイクについては、この試合でオランダ代表の国際Aマッチ通算で99試合出場を達成。現地時間4日に控えたセルビア代表とのホームゲームに出場すれば、記念すべき100試合出場を成し遂げる。
このような状況を前にしたオランダ代表のキャプテンは、「確かに、次は素晴らしい節目の試合になる」としつつも、「今からそこにフォーカスするわけではない」と口にする。「今日の前半の出来は到底許容できないものだった。チーム全体で改善のために話し合わなければならない」と、中3日で迎える次節までに、ギリシャ代表戦で見えた課題を克服していく姿勢を強めた。
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