梅宮アンナが9月29日、クレアージュ東京 レディースドッククリニックが開催した「梅宮アンナさんと考える、乳がん検診とアピアランスケア ~ピンクリボン月間トークイベント~」に登壇。自身の乳がん発見時の経験や治療中の心境を振り返った。

  • 梅宮アンナ

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「がんは待ってくれない」乳がん発見時の経験を告白

梅宮は、自身が乳がんと診断された際について、「私の場合は触って分かるタイプのがんではなく、胸がいきなり1~2カップほど小さくなっていたんです」と告白。「更年期障害なのかな? とも思いましたが、すぐに病院に行きました」と振り返った。

患ったのは浸潤性小葉がんで、「自分で触ってもしこりはほとんどありませんでした。それでも結果はステージ3A」と説明。検診を受けていない人に向けて、「ちょっとでも違和感があったら、すぐに病院で調べることが大事です。仕事が忙しい、怖いといった理由で先送りにしてしまっている人もいると思いますが、がんは待ってくれません」と呼びかけた。

「がん宣告よりもショック」だった治療中の脱毛

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梅宮は抗がん剤治療、手術、放射線治療を経験。抗がん剤治療による脱毛について、「毛がすべてなくなりますと先生から言われたとき、がん宣告をされるよりもショックを受けました」と当時の心境を明かした。

「治療期間の半年間、1日たりとも、髪の毛がない自分が耐えられなかったです」と振り返り、ウィッグを探し始めたという。「つけたとき、ウィッグってこんなにも自分の心を救ってくれるものなんだと思いました」と、ウィッグを使ったアピアランスケアが、自身のヘアロスのつらさを救ったことを語った。

さらに、抗がん剤治療を始める前に眉毛のアートメイクを施したことも告白。「治療が始まると体の免疫が下がってしまうため、治療前の期間に実施しました。やってよかったなとつくづく思っています」と話した。

治療中は眉毛やまつ毛、鼻毛も抜けたといい、「まつ毛がないと目にごみが入ってきたり、鼻毛もなくなるので鼻水がたれてきたり……」と、外見の変化による日常生活での悩みも明かした。

梅宮は、がん治療中も外に出たい、仕事をしたいという気持ちがあったと振り返る。2024年にがんと診断された当時、がんやアピアランスケアについて発信する人があまりいなかったことから、「自分の後に続く人のために情報を残しておかないと、という思いが私の活力になりました」と語った。

自身の体験を発信する中で、「誰かを救えたらいいなと思いながら、いろいろなことにチャレンジすることが、自分のモチベーションになっていたと思います」と説明。今後については、「私の経験をもとに、病院、メーカー様、患者様と連携しながら、少しでもよりよい社会づくりに貢献していきたいなと思います」と意欲を示した。

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【編集部MEMO】
梅宮アンナは1972年生まれのタレント。2024年に乳がんと診断された経験を公表し、自身の闘病や治療中の外見の変化について発信している。今回のイベントでは、クレアージュ総院長・浜中聡子氏、虎の門病院乳腺・内分泌外科部長の田村宜子氏とともに、乳がん検診やアピアランスケアについて語った。