lotsfulは9月29日、「副業意識・行動・価値観の定点観測調査(2026年8月版)」の結果を発表した。調査は8月6日〜9日、全国の企業に勤める20〜40歳代の会社員668名を対象にインターネットで行われた。

  • 副業実施率

    副業実施率

調査によると、直近半年間の副業実施率は46.7%。5月の前回調査から7.4ポイント増加、前年同期と比べて7.2ポイント増加した。また、今後半年の間の副業意向についても、前回調査から5.7ポイント増の53.9%と、副業への関心や参画意欲の高さが改めて示される結果となった。

  • 副業実施理由

    副業実施理由

次に、直近半年間に副業を行った人に理由を尋ねたところ、引き続き「自由に使えるお金を増やしたい」(35.8%)が最多となったものの、前回から5.0ポイント減少。一方で、「自身の将来のキャリアに関して考えた」(24.0%、前回比+6.9pt)や「気分転換」(24.7%、同+6.7pt)が大きく上昇していることから、副業が単なる追加収入の獲得手段にとどまらず、自身の専門性や経験を生かす機会、キャリアを広げる機会として選ばれているよう。

また、実際にどのくらいの収入を得ているのかを教えてもらったところ、月あたりの平均収入は「5万円未満」(20.9%)が引き続き最多であったものの、前回調査からは11.3ポイントも減少した。一方で、「5万〜10万円未満」(21.6%、同+2pt)や「10万〜20万円未満」(22.6%、同+6.3pt)などで回答が増加し、副業月収が「30万円以上」の層(19.3%、同+1.9pt)も約3年ぶりに19%を超えた。

  • 連絡対応が可能な時間帯(連絡ルール)について

    連絡対応が可能な時間帯(連絡ルール)について

続いて、副業を開始する際、副業先との間で「連絡対応が可能な時間帯(連絡ルール)」について明確に取り決め・合意をしていていたかを尋ねたところ、「契約書や口頭などで明確に取り決め・合意していた」が最多の41.2%。全体では、約8割が契約や相互配慮により一定の把握や取り決めを行っているものの、約2割は取り決めがないまま参画を開始していることが明らかに。

実際に、「副業の稼働時間外(または本業中)」に副業先から連絡が来た際にどう対応をしているかを聞くと、64.9%が本音では心理的負荷を感じつつも「すぐに返信・対応してしまう」と回答。「対応可能時間まで寝かせる」という回答は7.4%にとどまった。

  • 時間外連絡への配慮について

    時間外連絡への配慮について

また、「時間外の連絡(つながらない権利)」に関する配慮や工夫をしてほしいと感じたことがあるかと聞いたところ、実に83.5%が配慮を求めていることが明らかに。特に、20代を中心とした若い世代で高い傾向に。さらに、本業の年収が1,000万〜1,500万円未満の層では配慮を「強く感じる」の回答が71.4%に上るなど、年収が高くなるほど時間外連絡に対する配慮要望が跳ね上がる傾向が見られた。