「“ウケる!”と思たらしつこくいくねん」間寛平が語る“吉本新喜劇”今と昔の違いとは?
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。9月3日(木)の放送では、間寛平さんが登場! 本記事では、間さんがゼネラルマネージャー(GM)視点から語る「吉本新喜劇の変化」について語った模様をお届けします。今年12月には、吉本新喜劇東京特別公演「ヤバ。新喜劇に毎日誰かが乱入!?なんやかんやいうてありがとうねぇ~」も開催されます。


間寛平さん



◆今と昔で笑いの取り方が違う?

れなち:寛平さんは、2022年に吉本新喜劇のゼネラルマネージャーに就任されましたが、今の新喜劇ってどう見ていますか?

間:僕も東京に来てから38年か、それくらい(新喜劇から)離れていたので分からなかったんですよ。ほんで、吉本興業に入ってちょうど50年、だから僕が70歳の年に引退しよう思うてたんです。

れなち:はい。

間:せやけど、僕が全国を回る「出前ツアー」つうのをやっていたら、それを社長が見に来てくれていて「これが新喜劇や」と。ほんで、「寛平ちゃん、悪いんやけど、ゼネラルマネージャーになって今の若い子に教えてやってくれへん?」って言われて。そのときは断ったんやけど、嫁が「あんたは迷惑もいっぱいかけてきたから、恩返しのつもりで頑張ってみたらどうや?」と。そこからGMを引き受けて今の新喜劇を見ているんですけど、やっぱり、僕らのときの新喜劇と全然違うんですよ。

れなち:何が違いました?

間:やっぱり、今風な新喜劇。僕らの時代はコテコテなんですよ。だから、そのコテコテのやつをみんなに教えている。

れなち:へえー!

間:だから……コテコテやで(笑)。焼肉屋の換気扇みたいな、コテコテの油がへばりついているような感じ、分かる?

れなち:分かります(笑)。そういうのを若手というか次の世代に?

間:そう。あとは、みんながちゃんと新喜劇に出られるように。やっぱり、出られない子らもいっぱいいてるから、その子らもどんどん出してやれるように(考えている)。


間寛平さん



◆間寛平GMがれなちを勧誘!?

間:僕らのときやったら、芝居をちゃんとせんとめっちゃ怒られててん。だから、僕はギャグばっかりやってたから、先輩にもめっちゃ怒られた。ほんで、「寛平、お笑いっていうもんは“間”が一番大事やねんぞ」っていうのをずっと教えられて。

れなち:はい。

間:でも、今の子は芝居というより、僕がやっていたようにギャグに走ったりとか、テンポがめっちゃ速いよね。僕らの時代やったら、ネタを振って、振って、振って、振ってからドーンやねんけど、今はネタを振ってドーン、振ってドーンやんか。

れなち:確かに。

間:漫才でもそうやんか。例えば、令和ロマンの漫才も君らはわかると思うねん。僕らはついていかれへんから分からんねん。ほんで、ネタも今の時代のネタになってるやん。

れなち:そうか。新喜劇としても、そっちもいいんだけど……。

間:そうやねん。だから、コンピュータ関係だとか、SNSだとかを使ったりしてるのが今の新喜劇。僕らのほうは、換気扇の油コテコテのしつこい笑いというか。“これがウケる!”と思たら、ずっとしつこくいくねん。

れなち:その間を大事にして、コテコテのを重ねていって、安心して笑えるような空間を作っていく。

間:そうそう! めっちゃ分かってるやんか。

れなち:いやいや(笑)。今の寛平さんの話を一生懸命汲み取ろうとしているんですけど……。

間:ちょっと新喜劇の女優に……。

れなち:ええっ!?

間:分かってるや~ん!

れなち:そういうことで合ってますか?

間:そういうことよ!

れなち:よかった! 安心しました(笑)。

<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/
番組公式X:@darehanaTFM