「横を見るとドラマだけではなく、本物の妻がいる」――28日に放送される日本テレビ系ドラマ『ワースト・ファーストラブ』(24:54~)に、林家三平と国分佐智子が出演する。実生活でも夫婦の2人が、夫婦役で共演するのは今回が初めて。井桁弘恵演じるヒロインの両親として、“娘のため”と思いながら自分本位になってしまった父母を演じる。

  • (左から)国分佐智子、林家三平

    (左から)国分佐智子、林家三平

林家三平&国分佐智子、夫婦役で初共演

同作は、「第2回日テレシナリオライターコンテスト」で954編の中から大賞に選ばれた瀬戸大希氏の初の完全オリジナル脚本を映像化するもの。主演を細田佳央太、ヒロインを井桁弘恵が務める。

三平と国分が演じるのは、井桁演じるヒロイン・彩子の両親。三平演じる父親は、娘のためを思い「良かれ良かれ」としてきたことが、実は自分のエゴでしかなかったという人物。三平は役を通して、「最後まで体裁ばかりの父親として、子育ての自己満足ほど寂しく、恐ろしいものはないと切実に思いました」と振り返る。

そして撮影現場では、「横を見るとドラマだけではなく、本物の妻がいる」と、妻・国分との共演ならではの状況に。自身も小学生の子供を育てていることから、今回描かれる父親像について「このような教育はしてはならないと実感しました」といい、実生活では「この物語以上に妻がしっかりしている」と国分への信頼ものぞかせた。

国分佐智子「家庭ではむしろ正反対(笑)」

一方、国分が演じる母親は、娘を愛しているにもかかわらず、その愛情がいつの間にか自分本位になってしまった女性。「娘のため」と信じてしてきたことが、実際には娘のためになっておらず、夫の言うことに従うことが当たり前となり、娘の本当の気持ちにも気づけなくなっていた。

国分は「演じながら『私にもこんなところがあるかもしれない』と、自分を振り返る瞬間も」と告白。監督に丁寧に導かれながら、「この母親なりの愛情や不器用さを理解し、腑に落ちるお芝居ができたように思います」と手応えを語った。

そして夫役を務めた三平については、「実生活でも夫である林家三平。家庭ではむしろ正反対(笑)」とコメント。普段とはまったく逆の夫婦関係を演じることになったようだ。

ほかにも、風間俊介が出演。風間は、昨年放送された第1回「日テレシナリオライターコンテスト」大賞ドラマ『217円の絵』で主演を務めており、第2回大賞作品にも出演することになった。

【編集部MEMO】
林家三平は、1970年12月11日生まれ、東京都台東区出身。本名・故・初代林家三平の次男。1989年に林家こん平に入門し、前座名「いっ平」で活動。1993年に二ツ目、2002年に真打へ昇進し、2009年に二代目林家三平を襲名した。1999年にはシンガポールで英語落語を披露するなど、海外公演にも取り組む。
 
国分佐智子は、1976年12月5日生まれ、東京都出身。モデルとして活動後、ドラマ『ナースのお仕事3』で女優デビュー。主な出演作に『大奥』『緊急取調室』、NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』など。小学~中学時代の6年間をオーストラリアで過ごし、英会話を特技とする。2011年に林家三平と結婚した。