旅行先で観光名所には行っても、地元のスーパーまで足を運ぶ人はそう多くないかもしれない。しかし、その土地ならではの生鮮食品や惣菜、郷土料理などが並ぶスーパーは、ローカル色豊かで地域の食文化を知ることができる"食のエンタメ空間"。そんな全国各地の個性あふれるスーパーがいっぱいの書籍『日本ご当地スーパー大全』(菅原佳己 著/辰巳出版)から一部内容を抜粋して紹介したい。今回は、「吉池」。
吉池
東京都台東区上野3-27-12
[9時30分~20時30分(無休)]
スーパーの域を超えたおさかな天国
大正時代に創業した『吉池』は、圧倒的な鮮魚の品質と品揃えで、プロも仕入れに訪れる店。北海道・別海町に直営の鮭加工工場を持ち、塩と鮭を山のように積み重ねる「山漬け」という方法でうま味を凝縮させた鮭は、全国のファンを惹きつけます。創業者が新潟県出身であったことから、新潟の食材や日本酒も豊富。店頭には立ち飲みコーナーがあり、鮮魚売り場で販売しているサザエをつぼ焼きにして味わえます。
種類や産地、塩加減まで、好みの鮭が必ず見つかるレアなスーパー。新潟米で握った吉池特製おにぎりの鮭も美味。
新巻鮭は年末だけのものじゃなかった!?
鮭で迷ったら、売り場の畑和範さんに相談。
串焼きが人気の立ち飲みコーナー。
店内でさばくウナギは入手困難な上等品。
店頭に並ぶ新鮮な刺身は、大間のまぐろから北大西洋の鯨まで。
パンダのレジ袋に新潟の酒を入れ、上野の山へ花見に出かけよう。
『日本ご当地スーパー大全』(菅原佳己 著/辰巳出版/1,760円)
日本全国のご当地スーパー1,000店舗以上を自腹で行脚した「スーパーマーケット研究家」である著者が、それらの中から超厳選92店舗を一挙紹介。地元愛があふれる店、オリジナルの看板商品が人気の店、超個性派&こだわりのスーパー、朝市などイベントがおなじみの店舗……などなど、47都道府県のユニークで魅力的なスーパーが誌面いっぱいに掲載されている。スーパーやご当地フードに興味を持つ人が楽しめるのはもちろんのこと、旅のお供としても役立つ一冊。











