AZWAYは2026年8月25日、「へそくりに関するアンケート」の調査結果を発表した。本調査は2026年6月7日~7月1日、配偶者またはパートナーがいる20~60代の300人を対象に、インターネット調査で行われた。
パートナーに内緒のへそくりが「ある」は45.0%、経験者は67.0%
パートナーに内緒のお金、いわゆる「へそくり」があるかを聞いたところ、「現在へそくりがある」(45.0%)が最も多く、「以前はあったが今はない」(22.0%)、「へそくりをしたことはない」(33.0%)となった。「現在へそくりがある」と「以前はあったが今はない」を合わせると67.0%となり、へそくりの経験がある人は約7割にのぼった。パートナーがいる家庭においても、自分だけのお金を持つこと自体は珍しくない実態がうかがえる。
また、年代別に「現在へそくりがある」割合を見ると、50代が65.0%で最も高くなった。20代は44.4%、30代は42.2%、40代は38.6%、60代は47.1%となり、50代で突出して高い傾向が見られた。
へそくりの金額は「10~29万円」が最多、100万円以上も32.6%
現在へそくりがある人135人に、その金額を聞いたところ、「10~29万円」(23.0%)が最多となった。次いで「1~9万円」(20.7%)と「100~299万円」(20.7%)が続いた。30万円未満の比較的少額な層が合わせて43.7%となる一方、100万円以上と回答した人も合わせて32.6%となった。
へそくりの金額には幅があり、少額を手元に置く人と、まとまった額を確保している人が一定数いる結果となった。
へそくりの理由は「自分の自由に使えるお金がほしい」が57.2%
へそくりの経験がある人201人に、へそくりをしている、またはしていた理由を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「自分の自由に使えるお金がほしい」(57.2%)だった。次いで「万一の備え(離婚・失業・病気など)」(56.7%)となり、この2項目が上位となった。次いで「パートナーに相談せず買い物したい」(25.9%)、「趣味・推し活など好きなことに使いたい」(20.9%)、「老後の不安」(20.9%)、「なんとなく・気がついたら貯まっていた」(13.4%)、「家計を任せてもらえないから」(2.0%)、「その他」(1.0%)が続いた。
「自分の自由に使えるお金がほしい」「趣味・推し活など好きなことに使いたい」といった自分のために使いたい理由と、「万一の備え」「老後の不安」といった将来に備えたい理由の双方が上位に並んだ。
へそくりが、自由に使えるお金の確保と将来への備えという2つの動機で行われている実態がうかがえる。
へそくりの隠し場所は「パートナーが知らない銀行口座」が66.7%
へそくりの経験がある人に、その隠し場所や管理方法を複数回答で聞いたところ、「パートナーが知らない銀行口座」(66.7%)が最多となった。次いで「自宅のどこかに現金で隠している」(31.8%)、「証券口座・投資アプリ」(16.4%)、「フリマアプリ・ポイントの残高」(11.9%)、「スマホの電子マネー・QR決済の残高」(10.4%)、「実家に預けている」(2.5%)、「自宅以外の場所に保管している」(2.0%)となった。
銀行口座での管理が最も多く、現金だけでなく、口座や証券・アプリなど、見えにくい形で管理している実態がうかがえる。
また、へそくりの経験がある人のうち、「へそくりがバレたことがある」(9.5%)、「バレそうになったことがある」(14.9%)となり、合わせて24.4%が発覚やその手前を経験していた。
家庭のお金は「どちらか一方がまとめて管理」が35.0%
へそくりの背景として、家庭のお金の管理方法についても聞いた。最も多かったのは「どちらか一方がまとめて管理(おこづかい制)」(35.0%)だった。次いで「完全に別財布(各自で管理)」(25.3%)、「共有口座に入れて残りは各自管理」(18.3%)となった。
また、パートナーとの間で「お金の話」がしやすいかを聞いたところ、「とても話しやすい」と「まあまあ話しやすい」を合わせて68.3%となり、話しやすいと感じている人が多い結果となった。一方で、「少し話しにくい」と「とても話しにくい・ほとんど話せない」を合わせた31.7%は、お金の話に一定のしづらさを感じている実態も見られた。
さらに、パートナーも「へそくり」をしていると思うかを聞いたところ、「確実にしている」と「たぶんしていると思う」を合わせて49.3%となり、約半数が相手もへそくりをしているのではないかと考えていることが分かった。
へそくりは「自分の自由」と「将来への備え」が目的に
自由記述では、自分の趣味や欲しいもののために内緒でお金を確保しているという声や、将来や万一に備えて別に管理しているという声が見られた。また、パートナーのお金の使い方に気づいていても、あえて口に出さずにいるという声も確認された。
「へそくりがパートナーにバレそうになってヒヤッとしたことがあります。もしバレてしまったら自分の買いたかったゲーミングノートPCが購入できなくなってしまうので、本当にバレずに良かったと思っています。」
「夫が趣味のゴルフ道具にお金をかけすぎていることに気づいていますが、あえてそこは黙っています。家計が破綻しない範囲ならと目をつぶっていますが、実はその分を私が堅実に節約して、将来の娘の教育費としてひっそりと確保しています。」
「夫婦でおこづかい制、妻の私が家計管理をしています。節約を頑張って浮いたその月の予算のいくらかを、自分のへそくりとして別管理しています。」
「特にへそくりはしていないけれど、自分の中の余裕のあるお金で推し活はしています。お金を使っていることを言うと嫌がられると思うので、いちいち言っていません。」
これらの回答から、へそくりは単なる隠し事にとどまらず、自分の自由に使えるお金の確保や将来への備え、家庭内の関係を維持するためなど、さまざまな目的で行われている実態がうかがえる。







