水まわりの掃除で特に手ごわいのが、白くこびりついた「水アカ」。普通の洗剤ではなかなか落ちず、拭いても気づくと復活しているしつこさには頭を悩ませます。そんな水アカに真っ向から挑む“最終兵器”と評判なのが、洗剤のエキスパート・茂木和哉氏が手がけた水アカ専用洗剤「茂木和哉」。今回はこの1本を、キッチンのシンクや蛇口、鍋、トイレの手洗い管で試してみました。
■「茂木和哉」ってどんな洗剤? 使い方は
「茂木和哉」は、洗剤のエキスパート・茂木和哉氏が開発した洗剤ブランド。代表作の水アカ用のほか、カビ取り用やバスタブ用など、掃除の目的や場所に合わせていくつもの種類が展開されています。今回使うのは、代表作の水アカ用。秋田の温泉施設の超ガンコな水アカを落とすために生まれた自信作です。
酸と研磨剤のハイブリッド洗浄が特徴の弱酸性クレンザーで、「よく落ちるのに傷がつきにくい」バランスを追求しているのがポイント。「軽くこするだけで水アカがスッと落ちた」「鏡や蛇口がピカピカになった」といった高評価が多く、以前から気になっていた洗剤でした。
<使い方・準備するもの>
使い方は、布やスポンジに適量を取り、汚れに塗り広げながらこすり洗いして水でよく洗い流すだけ。そのほかに必要なものは特にありませんが、肌が弱い方や長時間使用する場合は、手荒れ防止のため炊事用手袋を使用しましょう。
<注意点>
光沢仕上げのステンレスや特殊加工された鏡など、使えないものもあります。素材によっては傷みや変色の恐れがあるため、使う前に、目立たない場所で試しておくと安心です。また、成分が沈殿していることがあるので、使用前には洗剤のキャップを押さえてよく振りましょう。
■今回検証するのは3カ所
今回試すのは、日々の生活で水アカがつきやすい3カ所。使用頻度の高いキッチンのシンクと蛇口、焦げと水アカが気になる鍋、そして、蛇口の先端に汚れがこびりついたトイレの手洗い管です。
それぞれ汚れの種類が違うので、落ち方の違いにも注目しました。
検証1: 水アカが目立つキッチンシンク
毎日水を使うキッチンシンクは、蛇口まわりやステンレスの側面が白くくすみがち。特に蛇口部分には、水道水に含まれるミネラル分が固まって付着し、ガンコな汚れとなっています。
さっそく、スポンジに「茂木和哉」を適量つけ、こすり洗いしていきます。ちなみに、洗剤の色はパッケージと同じベージュで、適度な硬さのペーストでした。
使ってみたところ、洗剤の粒子は大きくないため、スポンジにつけてこすってもステンレスを傷つけているような感触はありませんでした。また、ペーストがゆるすぎて流れていってしまうこともなく、汚れ部分をしっかりと掃除できました。
掃除後の蛇口まわりがこちら。固まってこびりついたガンコ汚れまで完全に落としきることはできませんでしたが、蛇口がピカッと光るほどきれいになりました。長年蓄積したわが家の汚れが、さすがに手ごわすぎたのかもしれません。
続いて、シンクの側面を掃除していきます。使用頻度の高いキッチンシンクは、水アカがもっとも発生しやすい場所のひとつ。
洗剤をスポンジにつけ、くすみが気になる部分を中心にやさしく円を描くようにこすり、最後に水でしっかり流して乾いた布で拭き上げました。
お手入れ後は、白いくすみが薄れてステンレス本来の輝きが戻ってきました。日常的な水アカなら、力を入れずこするだけで十分な手ごたえを感じられそうです。
検証2: くすみの気になる鍋
水アカ用「茂木和哉」の商品説明を改めて見てみると、水アカ以外にも、焦げやこびりつきにも使えるとのこと。ちょうど、くすみや焦げの気になる鍋があったため、試してみました。
焦げの部分は多少力を入れながらも、キッチンシンクと同様にやさしくこすっていきます。食器用洗剤だけではなかなか落ちきらない汚れは、「茂木和哉」でどの程度きれいにできるのでしょうか。
お手入れ後の鍋がこちらです。焦げつきの部分は完全には落ちきらなかったものの、くすみがなくなりピカッと輝く仕上がりです。いつもくすんでいた鍋を見て、「仕方ないのかな」とあきらめていましたが、使う洗剤を変えるだけでここまできれいになるとは驚きでした。
検証3: ガンコな汚れのあるトイレの手洗い管
最後に検証したのは、トイレの手洗い管です。蛇口の先端に、白く固まったこびりつきと黒カビのような汚れが付着しているのが以前から気になっていました。トイレ用の洗剤ではなかなか落ちきらず、「蛇口にも使えるなら、この汚れにも対応できるのでは?」と思い立ち、「茂木和哉」を試してみることにしました。
スポンジに洗剤をつけ、これまでと同様にこすっていきます。蛇口部分は問題なく掃除できますが、こびりつきはなかなか手ごわいです。調べてみると、この汚れは水アカとカビ、金属の腐食が混ざったもののようです。あまり力を入れると蛇口を傷つけてしまうため、「落ちるところまで」と決めてお手入れしていきました。
洗剤を水で流し、乾いた布で拭きとった蛇口がこちら。蛇口はきれいになっていますが、こびりつき汚れは完全に落としきれませんでした。この汚れには、今回とは違う洗剤で改めてお手入れする必要があるかもしれません。
■3カ所を掃除してみた感想
今回、3カ所で「茂木和哉」を試してみてまず感じたのは、軽い水アカほど気持ちよく落ちるということです。キッチンシンクのような日常的なくすみは、軽くクルクルとこするだけでステンレスの輝きが戻り、掃除のごほうび感がありました。
一方で、焦げやこびりつきといった手ごわい汚れには、「これだけでは落ちきらない」という印象を受けました。また、掃除する場所の素材や水アカの付着年数によっては、完全にはきれいにならないケースもありそうです。
ただし、一般的な水アカへの日常使いであれば、これひとつあれば十分対応できます。使い勝手がよく、使用中に不快なにおいもないので、水まわりのお手入れ用に一本常備しておくと安心できる一品だと感じました。
気になる水アカに悩んでいる方は、まずは軽い汚れから気軽に試してみてはいかがでしょうか。洗剤が使える素材かの確認は必要ですが、一度試す価値のある1本です。











