小学館「JS研究所」は2026年8月18日、「推し活」「おこづかい」に関する実態調査の結果を発表した。本調査は『ぷっちぐみ』2026年6・7月号の読者1,000名と『ちゃお』2026年6月号の読者500名を対象に、それぞれ2026年5月1日〜6月20日、2026年5月2日〜5月20日に雑誌のハガキアンケートで実施した。
低学年・高学年とも「グッズ集め」が推し活1位
実際にしている推し活について聞いたところ、低学年JSでは「グッズを集めている(アクリルスタンドなど)」が最多となった。2位「配信などを見る」、3位「SNSなどで情報を集める」と続き、グッズ集めがほかの回答を大きく上回った。5位には「うちわやバッグなどをデコっている」が入り、ハンドメイドで応援グッズを作る推し活も低学年から行われている様子がうかがえる。
高学年JSでは、「グッズを集める(アクリルスタンドなど)」と2位「テレビや配信を見る」がほぼ同率となった。続いて3位「推しのイメージカラーの物を集める」、4位「推しのグッズを自分で作る」、5位「CD・DVD・Blu-rayなどを買う」となった。さらに6位「イベントに行く」、7位「友だちと推し会をする」、8位「コンサートやライブに行く」も一定の回答を集めた。
両学年とも「グッズを集める」が1位となった一方、高学年では低学年ほど回答割合が高くなく、学年が上がるにつれて推し活の方法が多様化していることがわかった。
今ほしいものは低学年「シール」、高学年「推しのグッズ」
今いちばんほしいものについて聞いたところ、低学年JSでは「シール・ボンボンドロップシール」が1位となった。2位「アイプリカード」、3位「アイプリグッズ・おもちゃ」と続き、カードとグッズの両方で「アイプリ」人気が続いている様子がうかがえた。4位には「たまごっち・パラダイス」が入り、昨年の発売以降も人気を集めているという。
高学年JSでは「推しのグッズ」が1位となった。次いで「コミックス」と「タブレット・ペンタブレット」が2位に並び、4位には「スマホ」がランクイン。デジタルデバイスへの興味・関心の高さもうかがえる結果となった。なお、上位5位には入らなかったものの、「メロジョイ」「トモダチコレクション」は『ちゃお』『ぷっちぐみ』の両誌で共通して一定数の回答があり、学年を問わず支持を集めているようだ。
低学年ではシールなど手に取って眺めたり集めたりできるものへの憧れが強く、高学年ではデジタル機器やコミックスなど、興味の対象が広がっている様子が見て取れる。
願い事は低学年「推しになりたい」、高学年「推しに会いたい」
なんでも願いが1つ叶うなら何をお願いするかを聞いたところ、低学年JSでは「お金持ちになりたい」が1位となった。2位には「アイプリになりたい」が入り、推しに自分がなりたいという願いがランクイン。3位には「シールがたくさん欲しい」が入った。なお、「推しに会いたい」は6位だった。
高学年JSでも「お金持ちになりたい」が1位となった。一方、同率で「推しに会いたい」も1位にランクインした。このほか、5位「好きな人と両想いになる・付き合いたい」、7位「かわいくなりたい」もランクインし、恋愛や自分磨きへの興味も見られた。
低学年では6位だった「推しに会いたい」が、高学年では同率1位に。低学年では「アイプリになりたい」と推しへの同化を願う一方、高学年では「推しに会いたい」という願いが強くなるなど、推しへの気持ちが学年とともに変化している様子がうかがえる。
おこづかいの使い道も「推し活」関連が上位に
おこづかいの使い道について聞いたところ、低学年JSでは「アーケードゲーム(アイプリやポケモンフレンダなどお店にあるゲーム)」が1位となった。2位「キャラクター雑貨」、3位「クレーンゲームやメダルおとしなどのゲーム」、4位「おもちゃ」、5位「貯金」と続いた。
高学年JSでは「まんが」が1位となり、2位「貯金」、3位「キャラクター雑貨」、4位「文房具」、5位「アーケードゲーム(UFOキャッチャーなど)」と続いた。その他の自由記述では「推し活」と記述した子も多く、上位に入るほどの回答数となった。高学年JSの間で「推し活」もポピュラーなおこづかいの使い道になっていることがうかがえる。
低学年JSにとって「アイプリ」は人気の高いキャラクターであり、アーケードゲームでのプレイやキャラクター雑貨の収集も、広い意味では推し活の一つと捉えられる。両学年とも、おこづかいの範囲内でそれぞれの方法で推し活を楽しんでいるとみられる。
おこづかいは低学年「必要な時にもらう」、高学年「501〜1,000円」が最多
おこづかいの金額についても調査した。
低学年JSでは「必要な時にもらう」が1位となった。以下、2位「もらっていない」、3位「500円以下」、4位「ポイント制(お手伝いしたらもらえるなど)」、5位「501〜1,000円」と続いた。
高学年JSでは「501〜1,000円」が1位となり、2位「ポイント制(お手伝いしたらもらえるなど)」、3位「もらっていない」、4位「必要なときにもらう」と続いた。
両学年とも、毎月定額でもらう子だけでなく、必要な時にもらう、お手伝いをした時にポイントとしてもらう、おこづかい自体をもらっていない子も一定数いることがわかった。




