キリンビールが販売する「キリン 氷結 無糖」はこのほど、味香り戦略研究所と共同で実施した、「日本人が令和の夏に求めるおいしさ調査」の結果を発表した。調査は2026年7月10日~13日、週1回以上飲酒する全国の30代~60代の男女1,000名を対象にインターネットで行われた。
約9割が10年前より夏が暑くなったと実感
まず、「10年前と比べて近年の夏は暑くなったと感じることが多くなったか」を尋ねたところ、87.8%が「とても多くなった」「やや多くなった」と回答した。さらに、「年々の気温上昇によって、自身の生活スタイルや考え方に変化があるか」を尋ねると、67.5%が「大きく変わった」「やや変わった」と回答。多くの人が夏の暑さの変化を実感するとともに、日々の過ごし方や意識にも変化が生じていることがうかがえる。
約半数が「夏に求める食べもの・飲みもの」が変化したと回答
次に「年々の気温上昇によって、夏に求めている食べものや飲みものの好みが変わったか」を聞くと、約半数が「大きく変わった」「やや変わった」と回答した。また、「変わった」と回答した人に「その変化は近年の気温上昇や暑さの影響によるものだと思うか」と聞いたところ、96.6%が「とても影響していると思う」「やや影響していると思う」と回答。多くの人が近年の暑さを背景に、夏に求める食事や飲みものが変化していることが分かった。
「さっぱり」「後味スッキリ」「爽快感」を求める傾向に
続いて、「夏に求める食べもの・飲みもの」が変化したと回答した人に対し、「現在の夏に求めるようになった食べものの嗜好や食後の感覚」について尋ねると、食べもの・飲みものともに「さっぱりしていること」が最も多く、次いで「後味がスッキリしている」、「爽快感があること」、となった。近年の夏は、スッキリと軽やかに楽しめる味わいがより求められる傾向がうかがえる。
7割超が暑さによって食事やお酒の選び方が「変わる」と回答
「その日の暑さや気温の高さによって食事や飲料、お酒の内容は変わると思うか」の問いについては、71.6%が「非常に変わる」「やや変わる」と回答した。夏の暑さは、その日の気温に応じた食事やお酒の選択にも影響を与えていることがうかがえる。あわせて、「真夏の猛暑日に飲むお酒について、重視するもの」について聞くと、「喉ごしが良い」(42.8%)、「後味がスッキリしている」(40.7%)、「爽快感がある」(31.3%)、「食事に合う」「炭酸感がある」(ともに28.3%)と続いた。
「無糖チューハイ」を最もよく飲む人の割合が増加
10年前の夏と比較して、夏場のお酒の嗜好や選び方に変化があったかを尋ねたところ、44.2%が「大きく変わった」「やや変わった」と回答した。また、変化があったと回答した人の90.5%が、その変化には近年の気温上昇や暑さが影響していると回答した。
さらに、10年前の夏と現在の夏に最もよく飲むお酒について尋ねたところ、「無糖チューハイ」と回答した人の割合は、10年前の5.2%から現在は13.2%へと8.0ポイント増加した。また、「ハイボール」(7.1ポイント増)や「レモンサワー」(1.8ポイント増)など、スッキリとした飲み口のお酒も増加しており、夏に食べる・飲むものに求めるものの変化が、実際のお酒選びにも表れていることがうかがえる。
夏に食事と一緒に楽しみたいお酒は「後味スッキリ」が多数
夏に「食事と一緒に楽しみたいお酒」について尋ねると、「後味がスッキリしている」(47.6%)、「どんな料理にも合わせやすい」(32.8%)が多数となった。これに、「食事の味を引き立てる」(29.6%)、「甘くない」(28.1%)、「飲み飽きない」(25.5%)、「炭酸感がちょうどよい」(25.2%)と続いた。夏に食事と一緒に楽しむお酒には、後味のスッキリ感や、料理に合わせやすいことが重視される傾向がうかがえる。
7割が「無糖チューハイ」などが自分の嗜好に合っていると回答
最後に、現在の夏の生活において、「無糖ジャンルのお酒」や「無糖チューハイ」などが自分の嗜好に合っていると思うかを尋ねると、70.9%が「とても合っている」「やや合っている」と回答した。また、その理由として「後味がスッキリしているから」(54.3%)、「甘くないから」(45.4%)、「爽快感があるから」(32.6%)、「食事の邪魔をしないから」(32.2%)が上位に挙がった。
現在の夏には、甘くないことや後味のスッキリ感、爽快感などを備えた「無糖」のお酒が、生活者の嗜好に合致していることが示された。











