元プロ野球選手で野球解説者の五十嵐亮太氏が4日、YouTubeチャンネル『イガちゃんねる~五十嵐亮太の人生は旅だ~』で公開された動画「【是非を問う】ピッチクロックの導入が決定! MLBとNPBでのピッチクロックのあり方について考える」に出演。ピッチクロックの導入について感じたことを述べた。
ピッチクロック導入決定に対する五十嵐亮太氏の見解
3日、NPBと12球団によるプロ野球実行委員会が開催され、ピッチクロックの正式導入が全会一致で決定。この決定について、五十嵐氏は「僕はもうちょい早くて良かったと思ってるんです」と持論を述べながら、「ここまでちゃんと決めたっていうのは、やっぱりWBCの影響大きくない?」と、準々決勝でベネズエラ代表に5-8で敗れ、ベスト8敗退に終わった2026年WBCの悔しい結果が導入の大きな要因になったのではないかと推察した。
また、国際大会におけるピッチクロックの影響について、五十嵐氏は「色々対策は取ってても、実際にやってみたら、今まで自分の感覚でやってみたものをズラすって結構難しいから時間ばっかり気になっちゃうし、自分が投げたいボールとかどうしたいのかっていう整理をしないままやらなきゃいけない。これキャッチャーもそうだと思うんですよ」と指摘。不慣れな時間制限への意識が過度な負担となり、投捕ともに本来のプレーや思考の整理を妨げて悪影響を及ぼしたと解説した。
そうした世界大会での痛感を経て、五十嵐氏は「国際大会で勝ってくために、そこにもともと慣れとかないとやっぱり難しいなっていうの僕も見てて感じたので」と言及。その上で、「今回何よりも選手会がね、ピッチクロックに対して賛成意見が多かったのが僕は良かったなと思います」と語り、現場の選手たちが世界を見据えて前向きな姿勢を示したことを評価していた。
【編集部MEMO】
五十嵐亮太氏は、ヤクルトスワローズやメジャーリーグのニューヨーク・メッツ、福岡ソフトバンクホークスなどで活躍した元プロ野球選手。最速158キロを誇るストレートを武器にリリーフとしてチームを支え、日米通算900試合以上に登板。球界を代表するリリーフ投手として名を刻んだ。
