浦和を指揮する曺貴裁監督[写真]=清原茂樹

 浦和レッズの曺貴裁監督が、「Juiceスペシャルマッチ」のRB大宮アルディージャ戦を振り返った。

 今シーズンから指揮を執る曺監督。試合は大宮がカルリーニョス・ジュニオのゴールで先制するも、渡邊凌磨のゴールで同点。それでもすぐに泉柊椰のゴールでリードを許す。後半は浦和が押し込む展開が続く中、85分にはPKを獲得。オナイウ阿道のPKは止められるも、跳ね返りを押し込み同点に。2ー2のまま試合は終了した。

 開幕を1週間後に控えた中で、本拠地である埼玉スタジアム2002で初めて指揮を執った曺監督は「埼玉スタジアムで指揮を執らせてもらって、キャンプでやってきたことが自分たちのペースで出せたところと、やはり失点の場面とか、大宮さんにシュート2本か3本か4本かという形だったと思うんですけども、やっぱり2点やられてしまう甘さもありました」と、多くのチャンスを作らせない中でも2失点したことを反省した。

 ただ、後半は選手交代などもあり押し込む形に。「大宮さんのファイティングスピリットが最初からあって、前半は対等な試合になりましたけども、後半に関しては我々の方が足が動いて、相手のゴールに迫った場面も多かったですし、交代選手も含めて非常にポジティブな材料は多かったかなと思います」と、良い形の試合になったと振り返った。

 開幕を控える中で、プレシーズンマッチではまずまずの結果に。「5試合やって勝ち点10取れれば、リーグ戦では優勝戦線に間違いなく行けます。3回勝って1回引き分けてっていうペースですけど、そんな甘くはないと思います」と、一定の結果を残しながらも、リーグ戦は甘くないと気を引き締めることに。「秋春のシーズンで、どこも最初の3試合4試合はこの日本の蒸し暑い中で試合をしなきゃいけない。その時にどういうパフォーマンスを見せていくかで、秋・冬と繋がっていくと思います」と語り、「我々はそこにめげずに、自分たちで足を動かすサッカーをしようということで、選手たちも努力してやってくれた」と、良い準備ができているとした。

 9年ぶりの“さいたまダービー”ということもあり、プレシーズンながら2万3000人を超える観客が詰めかけた。「相手チームではこのスタジアムで指揮を執ることが多かったですけど、本当に今日たくさんのお客様がプレシーズンマッチにもかかわらず来ていただいて。あの赤いチームの方、旗の方に攻めると、彼らの速度が2倍くらいに上がるって感じは、まさに指揮を執って思ったところ」と、ファン・サポーターの後押しは重要だと実感したとのこと。「ホームアドバンテージを生かして、ホームでは必ず相手を圧倒できるような試合をしていきたいですし、それを達成するには、今日から、明日から努力をし続けなければいけないと思うので、そこに対してスタッフ・選手一丸となってやっていきたいと思います」と、良い結果を残すためにも、努力を続けると意気込んだ。

【動画】浦和は9年ぶり“さいたまダービー”で2度追いつく