大宮を指揮するナルシス・ペラッチ・ナダル監督[写真]=清原茂樹

 RB大宮アルディージャのナルシス・ペラッチ・ナダル監督が、「Juiceスペシャルマッチ」の浦和レッズ戦を振り返った。

 1日、埼玉スタジアム2002で大宮は浦和と対戦。プレシーズンマッチながら、9年ぶりの“さいたまダービー”が実現した中、大宮は新加入のカルリーニョス・ジュニオのゴールで先制に成功する。しかし、ミスからすぐに失点するものの、直後にはカウンターから泉柊椰のゴールで勝ち越しに成功。その後は浦和にペースが移るものの、何度か作ったチャンスを活かせず。すると終盤にPKを献上すると追いつかれ、2ー2のドローに終わった。

 今季から大宮で指揮を執るナダル監督は「とても良い試合だった」とコメント。「良いチームを相手にした試合でしたし、両チームの選手、本当に情熱を持ってインテンシティ高く戦えていたように思います。我々だけではなく彼らにとっても、そしてサポーターの皆さんにとっても良い試合だったのではないかなと思っています」と、一定の手応えを感じる試合だったと振り返った。

 2度リードし、後半にはマギージェラニー蓮が決定機を逸するなどした展開には「フェアに考えるのであれば、この試合で勝っていたゲーム」とコメント。「マギーの3ー1にできるようなチャンスもありました。ただ、自分たちがそういったチャンスを生かせずに、相手に2ー2で同点に追いつかれてしまい、やはりサッカーというのはそういったチャンスをものにしていかないとなかなか勝つのが難しい試合になってしまう」と、しっかりと決定機を生かしていくことが勝利に繋がるとした。

 この試合では4ー3ー3でスタートした大宮。両サイドバックも攻撃的な木寺優直、加藤聖を配置し、インサイドハーフには豊川雄太、山本桜大を並べる攻撃的な布陣を用意した。ナダル監督は「どのような姿になりたいか、どのようなチームになりたいかというものを体現したもの」と振り返り、「我々は攻撃的に、もちろんリスクを取って、ゲームの主導権を握って試合に挑みたい」と狙いをコメント。攻撃的な戦い方をシーズンを通して見せていきたいとした。

 大宮のサポーターの前では初めて指揮を執ったナダル監督は「アップの時から試合中まで、本当に自分も皆さんの声援、とても気に入りました」とコメント。「とても情熱を持って皆さんとても距離感近くサポートしてくださったという風に考えていますし、スペインという離れた国からここに来て、そういった形でサポートしていただけるのはとても嬉しく感じました」と、初めての日本での活動を後押ししてくれる声に喜んだ。

【動画】大宮は9年ぶり“さいたまダービー”で2度リード