エンシソはW杯でもゴールを挙げるなど躍動 [写真]=Getty Images

 イプスウィッチが、ストラスブールに所属するパラグアイ代表FWフリオ・エンシソの獲得に向けた動きを強めているようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が8月1日に報じた。

 2025-26シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)を2位で終えたイプスウィッチは、2年ぶりのプレミアリーグ復帰を決めた。わずか1年での降格を強いられた2024-25シーズンの二の舞を避けるべく、今夏は積極補強を敢行。トゥールーズからブラジル人FWエメルソン、レスターからガーナ代表FWアブドゥル・ファタウ・イサハク、そしてセルティックから日本代表FW前田大然を獲得するなど、攻撃陣を中心に着実な戦力強化に動いてきた。

 だが、イプスウィッチはさらなるアタッカー強化を模索しているようだ。今回の報道によると、パラグアイ代表の中心選手として、FIFAワールドカップ2026の全5試合に先発出場したエンシソ獲得に向けて動いている模様。かつてブライトンで背番号10を託された22歳のアタッカーは、2025-26シーズン開幕直後にストラスブールへ完全移籍すると、同シーズンの公式戦通算で42試合出場12ゴール9アシストを記録。攻撃陣の中心として輝きを放っていた。

 そんなエンシソは、ブライトンで継続的な出番を手にできていなかった2024-25シーズン、冬の移籍市場でイプスウィッチへレンタル移籍加入し、13試合出場2ゴール3アシストをマークした。当時はチームを降格の危機から救うことはできず、シーズン終了後には保有元のブライトンへ戻ることとなっていたが、今回、イプスウィッチは完全移籍でのエンシソ獲得を熱望しているという。

 新たにイプスウィッチを率いるガリー・オニール監督は、2025-26シーズン後半戦にストラスブールを指揮しており、エンシソと共に戦った経験がある。同監督が獲得を望んでいるだけでなく、エンシソ自身もイプスウィッチ“復帰”に非常に前向きな姿勢を示しているとのこと。現在は交渉の最中と報じられているが、関係者の多くが前向きな姿勢であることを考慮すると、移籍の成立まで多くの時間は必要なさそうだ。

 果たして、攻撃陣の強化に邁進するイプスウィッチは、前田だけでなく、エンシソをも迎え入れることとなるか。今後の動向に注目が集まっている。