昨季までビジャレアルを率いていたマルセリーノ氏 [写真]=Icon Sport via Getty Images

 アル・アハリ・サウジが、新監督としてマルセリーノ・ガルシア・トラル氏を招へいすることが決定的となったようだ。フランスメディア『フット・メルカート』が8月1日に報じている。

 アル・アハリ・サウジは2025-26シーズンのサウジ・プロフェッショナルリーグを3位で終えたものの、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ではクラブ史上初の2連覇を達成。2023-24シーズンからマティアス・ヤイスレ監督の下で着実な強化を進めており、新シーズンこそは、11年ぶりのサウジ・プロフェッショナルリーグ制覇と前人未到のACLE3連覇に挑むと目されていた。

 しかしながら、ここにきてヤイスレ監督の去就が不透明になっている。事の発端は7月31日、プレミアリーグのニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督が辞任したことだ。同監督の決断を受けて、ニューカッスルは後任としてヤイスレ氏に接触。1100万ユーロ(約20億3000万円)の違約金を支払い、2030年6月30日までの4年契約を締結することが決定的だと報じられた。

 このような状況を受けて、アル・アハリ・サウジは、新シーズン開幕直前に監督が不在となるアクシデントに見舞われている。だが、今回の報道によると、既に後任となる人物には接触済みとのこと。その人物こそ、マルセリーノ氏だ。

 ビジャレアル、バレンシア、アスレティック・ビルバオ等、ラ・リーガのクラブを中心に指揮してきたマルセリーノ氏は、2018-19シーズンにバレンシアでコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)優勝を達成。2025-26シーズンはビジャレアルを率いており、アトレティコ・マドリードを押し除けてラ・リーガの3位へ導く手腕を発揮したが、契約満了に伴い、同シーズン限りでビジャレアルを離れる決断を下していた。

 アル・アハリ・サウジは、現在フリーとなっているマルセリーノ氏に接触。既に大筋合意に達しており、交渉は細部を詰めるのみの段階だという。ヤイスレ監督の“引き抜き”に遭おうとも、迅速な動きを見せ、経験豊富なスペイン人の知将を迎え入れる準備を整えた。

【ハイライト動画】アル・アハリ・サウジがACLEを連覇!