
元八幡バス停から徒歩1分(57m)、閑静な住宅街の中に、厳かな神社が鎮座していました。
今回は、こちらの由比若宮(ゆいわかみや。元八幡)を紹介。その歴史や御祭神を知ってから訪れると、鎌倉散策をより楽しめることでしょう。
由比若宮(元八幡)の歴史
創建は1063年(康平6年)、源頼義が前九年の役に勝利したことを感謝するため、由比郷鶴岡の地に八幡神をお祀りしたと伝えられます。
1081年(永保元年)には頼義の子である源義家が社殿を修復、1180年(治承4年)には義家の玄孫に当たる源頼朝が小林郷北山へ遷座しました。
遷座した先が現在の鶴岡八幡宮ですが、遷座後もこちら鶴岡の境内は元八幡として残され、今日に至るまで人々から崇敬されています。
由比若宮(元八幡)の御祭神
こちらの由比若宮では、御祭神として応神天皇(おうじんてんのう)がお祀りされてきました。
応神天皇とは第15代天皇で、仲哀天皇(第14代)と神功皇后(じんぐうこうごう)の皇子です。まだ母の胎内にいたころから熊襲征伐や三韓征伐の戦場に身を置き、勝利を収めたため、軍神として信仰を集めています。
なお、鶴岡八幡宮では応神天皇のほか、生母の神功皇后そして比売神(ひめがみ)も一緒に祀られています。
境内ギャラリー
由比若宮の境内はコンパクトにまとまっているので、じっくりと鑑賞できるのが魅力です。さっそく見ていきましょう。
天長地久の石標
参道の入口に建つ石標を見ると、裏面に「地久(ちきゅう)」と刻まれていました。これは、境内入口の石標に刻まれた「天長(てんちょう)」と組み合わせて天長地久となります。
天は長く、地は久しい。つまりこの世界が永遠に続く様子を表す言葉でした。鶴岡八幡宮の流鏑馬神事においても天長地久の儀式が行われ、人々の幸せが祈願されています。
元の社殿があった場所?
境内の奥に石碑が建っているのですが、地元の伝承では、かつて小さな祠が建っていた場所を示していると言われていました。
元八幡の石碑
鎌倉町青年団によって建立された由比若宮(元八幡)の由緒書きです。古式ゆかしい言い回しから、信仰を次世代に伝えたい真剣さが感じられるので、ぜひ一読してほしいと思います。
まとめ
今回は、材木座にある由比若宮(元八幡)を紹介しました。鶴岡八幡宮に比べて観光客が少ないため、落ち着いて参拝できる穴場スポットと言えるでしょう。
近くには五所神社や大町八雲神社などの名所が多くあるので、一緒に散策するのもおすすめです。
由比若宮(元八幡)
参拝時間
6:00~20:00
社務所
連絡等は鶴岡八幡宮へお願いします。
主な祭礼
例祭(れいさい) 4月2日摂末社月次祭(せつまっしゃつきなみさい) 毎月3日バリアフリー
途中に石段があるため、車椅子での参拝は困難です。
アクセス
神奈川県鎌倉市材木座1-7
元八幡バス停から徒歩1分(57m)
駐車場:あり(境内の裏手に5台分。ただし許可が必要)
連絡先
管理元神社:鶴岡八幡宮
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
電話:0467-22-0315
外部リンク
由比若宮(元八幡)|鎌倉市観光協会|時を楽しむ、旅がある。~鎌倉観光公式ガイド~The post 【鎌倉 観光スポットレポ】由比若宮(元八幡)- 武士たちの信仰を集めた源氏の氏神 first appeared on 湘南人.








