去就が不透明となっているF・トーレス [写真]=Getty Images

 バルセロナに所属するスペイン代表FWフェラン・トーレスの去就は依然として不透明なようだ。26日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 FIFAワールドカップ2026決勝で値千金の決勝点を記録し、優勝の立役者となったF・トーレス。2022年1月に加入したバルセロナではここまで公式戦通算207試合出場63ゴール23アシストという成績を残しているが、現行契約は2027年6月末までとなっている。

 契約最終年を迎えた中、パリ・サンジェルマン(PSG)からの関心が明らかになっており、すでに2031年6月末までの5年契約締結で個人合意に達したとの報道も。一方、バルセロナを率いるハンジ・フリック監督は、公式戦21ゴールを挙げた昨シーズン、ならびにFIFAワールドカップ2026でのパフォーマンスを称賛しており、クラブも指揮官の意向を汲んで契約延長交渉の準備を進めているようだ。

 報道によると、契約延長交渉は近日中に開始される見込みだが、バルセロナが提示するであろう条件は、PSGをはじめとした他のメガクラブの基準を下回る可能性が高いとのこと。また、契約延長が実現した場合には、F・トーレスの前所属クラブであるマンチェスター・シティに800万ユーロ(約15億円)の追加費用を支払う必要があるようだ。これは2022年1月の両クラブ間での移籍合意に含まれている条項であり、バルセロナが契約延長に消極的だった理由の一つだという。

 バルセロナは契約延長交渉が難航した場合、来夏のフリー退団を避けるべく、今夏の売却に動く可能性が高いと報じられている。また、F・トーレスはバルセロナがアトレティコ・マドリード所属のアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス獲得に興味を示し続けている現状に少なからず苛立ちを覚えているようだ。