鈴木唯人(右)とマンザンビ(左)[写真]=Getty Images

 フライブルクに所属する日本代表MF鈴木唯人がFIFAワールドカップ2026を振り返りつつ、新シーズンに向けた意気込みを語った。26日、ドイツメディア『キッカー』が同選手の言葉を伝えている。

 昨夏ブレンビーからフライブルクへ完全移籍を果たした鈴木は、2025-26シーズンの序盤戦こそベンチ外となる試合を経験したものの、公式戦41試合出場で9ゴール7アシストをマーク。推進力を生かしたドリブルや献身的な守備も見せ、クラブもUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝に導く活躍を披露した。しかし、5月3日行われたブンデスリーガ第32節ヴォルフスブルク戦で鎖骨を負傷。このケガの影響により、EL決勝戦に出場することは叶わなかった。
 
 その後、FIFAワールドカップ2026の日本代表メンバーに選出されたが、本大会での出場はグループステージ第2節チュニジア戦での11分間に留まった。鈴木は「ケガの後はW杯に向けて集中していた。11分しかプレーできなかったけれど、とても嬉しかった」と、消化不良に終わりつつも自身初となったW杯の経験を噛みしめた。それでも、「そこでのエネルギーを新シーズンに持ち込みたい。W杯は素晴らしい経験だった」と語り、2026-27シーズンでのさらなる飛躍を誓った。

 また、昨シーズンのフライブルクでブレイクを遂げ、W杯でも注目を集めたスイス代表MFヨハン・マンザンビは、プレミアリーグのアストン・ヴィラへ完全移籍を果たした。中盤の核が抜けたことについては、「もちろん残念だ。僕たちはピッチ上でお互いを補い合い、理解し合えていた」と別れを惜しみつつも、「誰も彼の代わりを務める必要はないし、誰かがヨハン(・マンザンビ)になろうとする必要もない。異なるタイプの選手同士でもうまくやっていけるだろうし、楽しみにしている」と前向きな姿勢を見せた。