セカンドストリートは7月14日、衣料・服飾品のカジュアル・ラグジュアリーブランドを対象にした、全国約950店舗における「2026年上半期 販売数量ランキング」を発表した。
カジュアルブランドは1位「THE NORTH FACE」、2位「Levi's」、3位「POLO RALPH LAUREN」、ラグジュアリーブランドは1位「COACH」、2位「LOUIS VUITTON」、3位「GUCCI」という結果になり、それぞれ昨年からトップ3の順位に変動はなかった。このトップ3は、市場での流通量の多さと、時代に左右されず常に安定した買取と販売が連動するリユースの好循環が確立されているからこそ、上位の座を維持し続けていると言えそうだ。
カジュアルブランドでは、「mont-bell」が13位にランクアップ。14位「ZARA」が今回2年ぶりにトップ15入りを果たした。実用性とコストパフォーマンスを重視する近年の消費トレンドがうかがえる。ラグジュアリーブランドでは、今回唯一順位を上げたのが、7位の「CELINE」。「トリオンフ」をはじめとするアイコニックなラインの人気がリユース市場でも高まっている。
2年ぶりトップ15入り「ZARA」に注目
カジュアルブランドのトピックは、2年ぶりに15位以内にランクインした14位「ZARA」。一次市場での価格改定が続く中、変化の激しいトレンドデザインを、リユースを通じて手頃かつタイムリーに取り入れる若年層のファッショントレンドが如実に反映された。上位を席巻するアウトドア、ストリートブランドは、現代のファッションスタイルとして完全に定着している。高い機能性と日常使いしやすい実用性を兼ね備えているからこそ、幅広い世代からの買い替え需要を支え、常に定番ブランドとしての圧倒的な信頼とシェアを生み出している。
「COACH」が販売数量1位を維持
ラグジュアリーブランドは全体として前年から順位の変動が少なく、上位ブランドへの需要が安定している。近年の新品値上げに伴い、リユース市場ではブランドのアイコンとなるような、需要の高い定番モデルに人気が集中する動きが続いているようだ。
その中で不動の1位に君臨する「COACH」は、リユース市場での取引単価が上昇傾向にあるにもかかわらず、数量・売上金額ともに上位を維持している。背景には、「アフォーダブル・ラグジュアリー」(手の届く高級品)としての確固たる立ち位置に加え、定番の「シグネイチャー柄バッグ」や、ヴィンテージ志向の層に刺さる「OLD COACH」といったトレンドアイテムの需要が大きく影響している。
幅広い世代の顧客基盤を獲得しているからこそ、圧倒的な流通量と高い回転率が維持され、「CHANEL」や「HERMES」などの高単価ブランドに引けを取らない売上規模を実現している。安定した買取・販売の循環サイクルがしっかりと機能していることが、数量・金額双方での高い実績を支える結果となった。



